車体からGR6ミッションを降ろしまして
異音の点検を始めたR35 GT-Rですが、まずは一番怪しかったリングギヤを診るため
デフケース側の蓋を開けて、リングギヤを目視点検
んっ?異常無いぞ・・・。
ピニオン側も全く持って問題ありません。
じゃあ、ドライブシャフト?って事で
ブーツを外してグリスをふき取りつつ、内部を
確認しましたが、リテーナー部分もボール部分も異常なし。
次はLSD~?って事になり
ケースからプレート類を抜き取ると
おやっ?カーボン部分がこっぱがれてますね。
正常な部分がほとんどですが
NGな部分は結構えげつなく剥がれてます。
でも・・・これであんなガツンガツン音が出るとか考えられないんですよね。
LSDのイニシャルトルクがやたらと高いと言う現象は出てましたが
剥がれたカーボンの破片が挟み込まれてしまってプレートが動かなくなってたんでしょうね。
タイヤがザッッザッ言うのは聞こえてましたが、それとは別のガツンガツンは
このカーボンプレートの剥がれでは起こらないと思います。
LSDに釣られてアテーサがおかしくなってないか
何気なくアテーサユニットの先端ボルトをラチェットで回してトルク感を確かめると
あれっ??
アテーサの回転に合わせてピニオンが回ったかと思えば
つっかえて止まったり・・・。
ミッションの中で逝っちゃってますね・・・。
それもアッパー側では無くて、ミッションの各ギヤ側ケース内でつっか掛かる音がしてます。
あちゃ~。