URZ100 LEXUS LC500SにTOMSの新作アルミホイールを装着!TPSのクローン化には失敗・・・。

昨日のパワーチェックに引き続き、本日もLEXUS LC500ネタです。

LEXUS系に興味が無い方には、興味の無い内容だと思うので読み飛ばしてください。

 

純正ホイールを取り外しまして

タイトルの通りTOMS製の鍛造ホイールを

装着して、そのついでにTPS(タイヤプレシャーセンサー)のクローン化を行う予定でした。

 

要は現状のTPSからデーターを読み取って

まったく同じ情報を新しいホイルに付けたTPSに書き込んで

どっちのホイルを車両に装着しても、TPSの再キャリブレーションなしで使えますよ!

って言う仕様にしたかったんです。

 

っが

新しいホイルに装着したTPSはトヨタ純正品を組んでしまっていたので

すでにTPSには情報が書き込まれた状態でした・・・。

 

この情報をイレースして、再度データーを上書きするって事は出来ないそうです。涙

と言う事で、今回は購入するTPSを間違えてしまいクローン化は失敗です。

 

クローン化するにはSNAP-ONが準備する専用のTPSを

前もって準備してホイルに組み込んで置く必要があります。

そのTPSの中身はまっさらなので(通称、白ROM)

純正TPSから読み取った情報を書き込むことが出来る訳です。

 

そうしておくと、例えば通常時に使用するホイルセットと

スタッドレスのセットがあったとしても交換時に都度TPSキャリブレーションせずに使用可能になります。

一般のお客さんのクルマに施工する前にデモカーで試して見たかったのですが・・・

TPSを買い間違えるな!と言う教訓を得る事が出来ました。笑

 

気を取り直して、TOMS製ホイールを

車両に装着し

通常のTPSキャリブレーションを

行いました。

 

TPMS4と言う端末を使うと

(ちなみにTPMSとはタイヤプレッシャーモニタリングシステムの略ですので

 システム全体を呼称する場合はTPMS、センサーを呼称するときはTPSです。)

TPSのIDを読み込んでくれるので、その情報を

診断機を使って書き込んで行きます。

R35 GT-R等で一気に有名になったこの作業は

今どきのクルマのホイール交換では当たりまえの光景なのかも知れませんね。

 

1本の空気圧を極端に変化させて、装着位置を確実に把握出来ているかどうかを診て見る為

純正マルチモニターを操作して空気圧を表示させる途中

 

んっ!? 

 

空気圧センサー登録

 

・・・??

 

えっ

 

え~!!!!

 

試しに試して見たら、診断機なくても自動でTPSのIDを読み込みました・・・。

 

と言う事でTPSのクローン化も出来なければ

TPSのIDキャリブレーションに診断機すら要らなかったと言う話でした。

 

こう言う日もありますが、これが技術の構築の一部を担っています。

お疲れ様でした。

 

 

 

仕事終わり、家までの帰路を少し遠回りして

TOMSホイールとYHアドバンスポーツの組み合わせを試乗テスト。

 

ホイルが軽くなったお陰もあり、サスペンションがよりスムースに動くようになった気がします。

乗り心地が良くなったと言うよりも、より上下に動きやすくなって路面への追従性が上がっていると思います。

 

アドバンスポーツはそこまでのグリップはありませんが

ロードノイズ、乗り心地、それなりのグリップとバランスが取れていると思います。

横浜タイヤにありがちなサイドウオールの剛性不足もそこまで感じません。

 

500ps前後で車重がそこそこ嵩む車でもタイヤとしてはしっかり受け止めてくれている感じです。

クルマではなくホイールメインで1枚撮って見ました。

陰影の出やすいデザインとカラーで車格にも合っていると思います。

 

PCDやオフセットの関係でなかなかLC500に似合いそうなホイールが見つかりませんでしたが

このTOMSのホイールのデザインは気に入っています。

あとは塗装と言うかヘアラインの魅せ方にもう一捻りが欲しかったですね。

ブラックもあるので、そちらを選ぶとイメージは異なると思いますが陰影は出ないかと。

 

とりあえず納車後半年経って、ようやくホイール交換出来ました。

LC500オーナーの皆さん、安くはありませんがTOMSのホイール、如何ですか?