SW20 MR-2 5型最終BeamsVVT 3S-GEエンジンのアイドリングが高すぎる件を探って診た!

昨日のブログで、せっかくエンジン始動の出来た

SW20 MR-2 5型最終BeamsVVT 3S-GEが、水温が上がってもアイドリングが下がらない件

 

アイドリング周りの不調は

大体はココに集中します。

スロットルボディーやエアバイパスバルブとアイドルコントロールバルブ(通称ISCV)等々。

赤枠の部分からエアーをバイパスするのですが

 

穴はココに繋がっていて、ISCVへと入って行きます。

ISCVにも窓があり、この部分が軸の回転により

開いたり閉まったりしなければいけないのですが・・・。

スラッジで軸が半固着していて動きがかなり渋いです。

モーターによって動く軸を回して見ても、回転力がすべて伝わらず

おかしなところで止まってしまいます。

 

バイパス部分が解き放たれた状態でISCVの軸が固着してしまい

そこからアイドリング用のエアーがどんどん送り込まれていたと考えれば理屈は合います。

まずはバルブ本体を徹底的に洗浄し、閉まっている時と

開いている時の見分けが付くようになりました。

非分解とされている、この部分も

ベアリングの動きがイマイチでしたので専用のグリスにて潤滑を助けるようにして

仮組&エンジン再始動!

水温上昇と共に回転も落ちるようになりました!!

ひとまずISCVの固着はアイドル回転数異常の原因の一つで間違いないようです。

 

スロットル&ISCV間のパッキンもNGだったので、新品を手配して本組みしたら

水温上昇にてアイドリングが規定値内に入るかどうか見定めてみたいと思います。