GRヤリス ECUの通信エラー・・・ やっぱり色々とデーターがぶっ壊れてました。

昨日のブログの最後で登場した

この車両の

この件です。

 

ツールメーカーに通信エラーを起こした際のLogを送って診てもらうと

データーをEraceするまでは良かったがWriteに切り替える瞬間に電圧がドロップして

その後通信が途絶したとの事。

 

ん~?安定化電源のモニターだと12.8Vをキープしていたけど、Logとは数字が違うのか??

 

その後も時差8時間のヨーロッパと

7時間ほどメッセージでのやり取りを繰り返すものの

結論

「Unfortunately until when we are not able to connect with the ECU we cannot try to restore it.
We are sorry for the inconvenience.
Have a nice day and work.」

との事

「残念ながら、ECUに接続できない場合、復元することができません。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
良い一日をお過ごしください。」

 

いや、それ、最初の3分でわかるやろ・・・。

無駄に過ごした7時間後、どうやって良い一日を過ごせっちゅうねん。

あと数時間で今日が終わるわ!

 

この時すでに日本時間では23時前です。笑

 

とはいう物のやはり電源電圧は気になるので

通常使うACアダプターではなく可変電圧式の安定化電源を繋いで入力電源電圧を見張り

ツール側の供給電源電圧を診ると、結構電圧降下してます。

 

となるとECU内のマイコンに届く際にはもうちょっと落ちてる?

 

イギリス製 ベルギー製 USA製の様々なツールとソフト

それにテックストリームを使って、忘れ去られていた

車台番号は思い出してもらう事が出来ました。

車台番号さえ思いだしていたければ、適当なデーターを上書き出来る窓が開くので

その窓に向かって強制的にデーターが書き込める特殊な方法で上書き。

一度車両にECUを繋げて、IG-ONにてROM-IDを確認し

読む事が出来れば、ECUとしてはデーターが埋まった事になります。

 

これでようやく振出に戻れたので、新たにECUチューン用のデーターを

インストール。

エンジンも無事に始動しまして、再初期学習と

試運転を遂行!

ノック補正学習値 表は23.8 裏は24.1にて絶好調になりました。

 

何かが起こらないように養生に養生を重ねる事も大事ですが

何かが起こった時のリカバリー能力ももちろん必要です。

 

今回は新品のECUを買わずに済みました。笑