継続車検や一般修理、1台1台オーナーの意向を考えながら作業進捗させて頂いています。

おなじ継続車検の受験と言っても、オーナーが求める整備の深さは千差万別ですし

修理依頼に関しても、とりあえず今回はそこだけを直したいのか

付随する部分すべてを担保にして修理したいのか、人によって異なります。

 

同じ作業をしても人によっては大きなお世話だと言われ

また違う人には、どうもありがとう、と言って貰えます。

 

なので車両のオーナーがどこまでを求めているかを確認する為にも

当店ではLINEによる進捗報告をさせて頂いています。

そのLINEも通常の個人間LINEではなく

セキュリティーのしっかりしたビジネスLINEですので

ファイルを送受信しても、本文含めてきっちり暗号化された物になるのでご安心を。

 

まず車検で入庫した場合は

リフトに上げて一通りの点検と

保安基準検査をして行き、車検に合格できる状態を保っているかどうかをチェックします。

ここで車検に不合格となるような箇所が見つかると、その部分は交換しないと車検に受かりません。

 

同時に車検には直接関係ないとしても、今回整備しておいた方が良い部分

緊急性は無いものの2年後の車検までトラブルを出来るだけ回避する為に整備しておいた方が良い部分

この2点を見定めてゆきます。

交換が必要な部品や作業の進捗はLINEの画像でお知らせしながら

整備をどこまで進めるかをリアルタイムに聞きながら作業を進めます。

 

当店では数年前から取り入れていて、今では当たり前になっているこのやり取りですが

オーナーによっては

「ここまで丁寧に作業進捗を報告してもらえて、こちらの意向を組んでもらえたのは初めてだった。」

と言う意見を頂けることも多く

「次回もお願いしますね」

と言って頂けています。

 

継続車検時には、通常はおろそかにされることの多い

冷却水の交換やブレーキフルードの交換を

標準メニューに組み入れています。

 

車検点検の際

診断機を使った診断にて

普段はあまり気にしない部分の

トラブルが露呈することもあります。

今回のゴルフはヘッドライトユニットの故障でライト点灯時フラッシングしてしまう症状と

ドアミラーウインカーが点灯しないと言う症状が出ていました。

 

特に輸入車の場合はユニット代が高額なことも多く

このクルマを後どれくらいの間乗り続けるか?と言うタイムスパンに合わせた提案も必要になります。

 

 

入庫いただくタイミングによっては、整備中に車検の満了日を過ぎてしまう事もありますが

その時は積載車で陸運局まで車両運送して継続車検を受験します。

 

一言に車検と言ってもオーナー、ユーザーが求める事は様々です。

極力その要望に応じようとするとこちらも臨機応変に対応する事が求められますね。

 

修理だってそうです。

古いクルマの部品ですと

すでに廃版で手に入らないという事が多々あります。

 

そんな時はユニットを分解し

どこがNGなのかを

判断できれば、その部分を修理する事で部品が復活する事もあります。

 

逆にまだ部品が出るのであれば、出るうちに部品を買っておいて廃版に備える事も出来ます。

 

オーナーがどう言う修理方法を希望するのかを聞いて

極力その以降に添えるようにすると次の修理もお任せ頂けることが多いですね。

 

こう言う地味な努力の積み重ねが総顧客数5000人以上

直近2年の実働顧客数2000人以上と言う数字に繋がって行くのだと思います。

 

今後とも皆々様、よろしくお願い致します。