インフォメーション側ではすでにお知らせしていますが
明後日2月17日、金曜日はサーキットでのイベント参加の為、営業が14時からとなります。
ご迷惑をお掛けしますが、こう言う事で休むのは滅多にない事なので許して下さい。
さて、先日GRヤリスのデモカーのブレーキを慣らす為
とあるコースを夜な夜な走っていたのですが
エンドレスも施工必須と言うぺディングを行うには
左足ブレーキが使えないと不便だよな~と思ってました。
GRヤリスにもブレーキオーバーライドシステムが搭載されており
アクセル全開のまま、減速を感じるレベルまで左足でブレーキを踏むと
アクセル側がキャンセルされ、スロットルが閉じてしまいます。
同時に
「アクセルとブレーキを同時に踏むの辞めてもらえません!?」
って言うメッセージが出ます。
普通にヒール&トーやるぐらいなら良いのですが
ラリーやダートラで左足ブレーキでの減速やアンダー殺しをしようと思うと
スロットルがパタっと閉まって駆動力が無くなります。
ぺディングではローターの温度を400度ぐらいまで上げたいのですが
アクセルOFFでブレーキ踏んでも中々400度なんて温度にはなりません。
ローターに塗ったサーモペイントの変色を見ながら温度を上げて行くのですが
ハードブレーキを避けながらって言われると・・・
なかなかその温度帯に持って行けるようなシュチュエーションを作り出すのは難しいです。
なのでアクセル踏んで加速しながら、左足でブレーキが踏めれば
比較的早い段階で熱を上げる事が出来て便利だなーと。
んでっ、ECUをゴチョゴチョしてデモカーで試して見ました。
アクセル踏んでるときにブレーキ踏んでもスロットル閉じない様に!って。
・・・出来ました・・・
実際に100㎞ぐらい試しましたが、ブレーキライドシステムエラーは1度も出ませんでした。
これ、ラリーやダートラに出てる人にはかなり有効ですよね。
ただ、この仕様はTSSの付いていない車両にしか施工出来ないです。
需要は極端に少ないと思いますので定価は定めずに、価格は個々に相談したいと思います。
っが一部分を書き換えるのではなく、全体的にゴソっと変える必要があるので安くは無いです。
安くはないのと、施工後一定の期間、儀式が必要です。
「明日の競技に間に合わせて欲しい!」
は、無理です。
ECU書き換え後、しばらくの間、我慢の時を過ごす必要があるので
競技等に参加する事を見据えて施工する場合は日程的な余裕をもって考えて下さい。
はい、すでに来店施工して下さった一部の該当車両には説明した
例のアレです。
最先端技術は色々と便利ですが
色々と鬱陶しいですね。
おまけ
そろそろこんな感じの物が追加されると思います。
使い道は、まあ、色々と・・・。