連休前に入庫したR35 GT-Rですが
何をやっているか?と言うと
見た通り、エンジンルームを冷やしています。笑
ここに至るまでの経緯を説明します。
レッカーで運ばれて来たこのR35は前日の夜にオーナーから
「エンジンの再始動が出来なくなった。」
と言う連絡が入っていたので、こころしてスタートボタンを押すと
普通にエンジン掛かるし、吹け上がりも問題ないし・・・?
再始動できなくなった経緯を聞くと
1時間ほど街中をドライブ→10分ほどアイドリング→エンジンストップ
10分ほど経ってエンジンを掛けようとしたら
掛かったけどボソボソ言ってストールし、その後は掛からず・・・こんな感じだったそうです。
15分おきに2時間ほど再始動を試みるも、全く掛からなかったので
レッカーで運ぶ形になったそうですが
当店への入庫時は1発始動出来、その後も絶好調。
水温が上がった際の再始動補正が濃すぎるのか?と思い
暖機運転が終わった時にエンジンを切って、すぐにスタートボタンを押すと
これまた問題なく始動OK
昨晩のシュチュエーションを再現して
長めの試運転→10分間のアイドリング→10分間のエンジン停止後、始動挑戦
症状の再現性が確立出来ました!
このR35 HKSのサージタンクを使い、ツインインジェクター化してあるのですが
これが悪さしてるのかと思い、上流側のカプラーを抜き、ECUのデーターをシングル様に変更。
プラグの被りを取って始動させたら、水温が上がり切るまで試運転し
5分間アイドリング→エンジンを停止して5分間放置
この状態でエンジン再始動して見た所、問題なく掛かりました。
やっぱりツインインジェクターがダメ?なのか??
こんどは長めの試運転→10分間のアイドリング→10分間のエンジン停止後、始動挑戦
掛かった!けど・・・段々ボソボソ言い始めてストール。
オーナーが体験した症状と似てますね。
シングルインジェクター化しても駄目だったので
エンジンルームを冷やして見て、冷めたら症状が無くなるかを検証。
結果、エンジン掛からず。
一晩放置してプラグの被りを気化させないと、始動は無理です。
でも一晩放置すると、何事も無かったかのように普通に始動出来るんです。
・・・連休明けになんとかしないといけない件 その①です・・・