スイフトスポーツ ZC31Sのパワーチェック&ZC33SのECUチューン

年末に書いた回顧録に登場した

ZC31S スイフトスポーツ。

年末年始のお休みに慣らし運転を終了したので

ダイナパックでのパワーチェックです。

エンジンのOHは当店にて施工しましたが、ECUは他店のデーターがインストールされてます。

 

同じM16Aエンジンを搭載するZC32Sのノーマルと比べて見ますが

140psとかなりパワー出てますね。

ピンクが今回のZC31S、オレンジがZC32Sのノーマルです。

 

ただ、何回もパワーチェックを繰り返して行くと

ノックリタードが入るのか、トルクが落ちて行きます。

 

エンジンを止めてしばらく待ち、その後もう一度パワーチェックすると

パワーは戻って行くので、恒久的な問題が原因では無く

制御的な何かが介入して点火時期を遅らせるか

燃料を多めに噴いてパワーを絞っていると判断出来ます。

 

かなり外気温の低い状態でのパワーチェックでも発症するので

夏場のサーキット連続走行等だと、すこし厳しい状況かもしれません。

 

 

もう一台のスイフトスポーツは

ZC33Sの

ECU書き換えです。

今回はStep2データーを実車にインストールしたので

試運転まで行って不具合が無い事を確認した上でオーナーにお返しです。

 

最近のZC33Sは、ハードチューンに移行される方がボチボチ増えてきたようで

HKSやモンスターから出ている、ほんのちょっとだけ風量の増えたタービンでは無く

その上を行く

いわゆるちゃんとした風量の確保されたハイフロータービン

装着する方がボチボチ出てきました。

 

当店でも

このタービンを使ったセッティング作業の依頼が入りました!

色々と苦労すると思いますが、結果が楽しみです。

 

今後もスイスポチューンから目が離せないですね。