ダイナパックに載せられたので、セッティングを行いました。
赤黒のダイナパック前後に黒いR35 GTRはお似合いの組み合わせですね。
馬力が馬力なので、空燃比は濃いめにしてマージン多めにセッティングしても
最大で920ps トルク124.5kでした。
ブーストも
最大で1.8kと鬼のような数字ではありません。
これ位の仕様だとブースト2.0kオーバーと言うのも普通にアリなのがR35のVR38エンジンです。
ブーストを1.6kにすると850ps トルク109k
ブースト1.4kで793ps トルク99kと言う結果で
HKSのブーストコントローラーを使って切り替え可能です。
次のオーナーは基本的にストリートでお乗りになる様なので
まずはLOモードの約800psでも十分速いと感じて頂けるはずです。
R35は馬力こそ900psや1000psと言うのがザラに居ますが
自分はとにかくトルクが出るようなセッティングを行います。
4000rp付近で最大トルクが出るので
例えば高速道路を100㎞/hぐらいで6速巡航している際
フッと前がクリアになってアクセルを踏んで行っても、スッと加速体制に入れます。
ピークのパワーが出るのはVR38なら当然の話なので、そこに至るトルク曲線を
如何に乗って速いと感じるような仕上がりに出来るか?
これがR35のセッティングの真価だと思っています。
初期型から数えるとかなり年数も経っていて、ヤフオクなどでは吊るしデーターのECUが
一昔前のK〇ROM通販価格みたいな値段で売られてますが
そう言うECUでは満足できない方、是非当店のECUセッティングをお試しください。