NCECロードスター 車検整備

約2年前に、HKSのサスペンションを装着しアライメントを取った

NCEC ロードスターが継続車検にて

入庫しました。

 

2年間でかなりの距離を走ったようで

ラジエターのリザーブタンクからのLLC滲み

タペットカバーからのオイル漏れ

O2センサーの不具合が発生していました。

 

LLCリザーブは

新品と比べると、ここまで差があります。

もちろん新品のタンクからLLCが漏れる事もありません。笑

タペットカバーも旧いものをはぎ取って、清掃をしてから新品を組込みます。

 

O2センサーに関しては

もともと出力電圧が低めだったので

アダプターをカマす事で

出力電圧が高くなり、これでECUがエラーを拾う事が無くなりました。

 

この手のエラーは、DTCコードを見るとO2センサーを交換したくなりますが

センサー自体がエラーって事は、確率的には50%ぐらいですね。

触媒が抜け掛けていて、上流側のセンサーと

下流側のセンサーの差異が少なくなってしまった事を読み取ってのエラー発出と言うパターンも多いです。

データーモニターから出力値を読んでから行動しないと

「新品のO2センサーに替えたのに直らない!」

って事になりかねません。

 

オイル類はかなり劣化していたので、E/G M/T デフとすべてのオイルを交換したのですが

デフオイルの色、結構なヤバさで熱で焼けちゃってますね。

相当、走り込んでいるんだと思いますが、もう少し早めの交換インターバルのが良いと思います。

 

エアクリーナーは

純正からHKS製に交換して、継続車検の付随整備は完了。

 

車検そのものも一発合格にて、オーナーの元に戻って行きました。