昨晩の内に無事、試運転まで終わって本日納車出来ました。
今回はOS製LSDの中でもデュアルコアと言うタイプを選んだので
アクセルの踏み加減でLSD効果の調整が出来ます。
普段、普通にコーナーを曲がる際はまったく気にする必要はありませんが
上りのヘヤピンの様なコーナーでしかも砂利が落ちている様な田舎道・・・
ちょうどオートキャンプ場に向かう途中に垣間見る様な道路ですね。
そんな場面ではアクセルを少し早めにグっと踏んでもらえば
瞬間的にLSD効果が立ち上がるので、いとも簡単に坂道をスッと登ってくれます。
あとは高速道路をそれなりのアドバンテージで移動する際
ハイエースだとどうしても修正舵が頻繁になり
気が付くとクタクタに疲れている。と言う場面もあるかと思います。
LSDを組み込むと直進安定性が増すので、修正舵の頻度がかなり減り
長距離を走った後の疲労感がまるで違います。
まあ、この体感は導入した人にしか分からない産物でして
机上で、あーでもない、こーでもないと言って
結局導入しない人にとっては縁の無い話です。笑
ハイエース&キャラバンのLSD装着依頼、お待ちしております!
LSD装着と言うメカニカルな作業の後も
ボチボチとハードな仕事が続きます。
ダイレクトイグニッションを交換しようとしたら
プラグホールが漏れたオイルでダダ濡れだったF10型BMW-M5
本国手配していたパッキン類が揃ったので、まずは右バンク周りのパーツを取り外して行きます。
一昔前のエンジンであれば、タペットカバーパッキンの交換なんて朝飯前でしたが
直噴エンジンで燃料の昇圧ポンプがあったり、ECUが水冷式でLLCが繋がっていたり
タービンがVバンクの真ん中にあったりと、なかなかタペットカバーにすら行きつきません・・・。
一個ずつ丁寧に外し、ようやくプラグホールと再会
漏れのひどくない所はこんな感じですが
酷い所はこんな感じでプラグが浸っちゃってます・・・。
BMWのディーラーメカニック曰く
「よく逝く所です・・・。」
との事。
パリっと直して、完調を取り戻したら
ECUチューンでドーピングしてしまうつもりです。