ハイエースのLSD装着に引き続きF10 BMW M5のタペットカバーパッキン交換

昨日ブログアップしたハイエース

昨晩の内に無事、試運転まで終わって本日納車出来ました。

 

今回はOS製LSDの中でもデュアルコアと言うタイプを選んだので

アクセルの踏み加減でLSD効果の調整が出来ます。

 

普段、普通にコーナーを曲がる際はまったく気にする必要はありませんが

上りのヘヤピンの様なコーナーでしかも砂利が落ちている様な田舎道・・・

ちょうどオートキャンプ場に向かう途中に垣間見る様な道路ですね。

そんな場面ではアクセルを少し早めにグっと踏んでもらえば

瞬間的にLSD効果が立ち上がるので、いとも簡単に坂道をスッと登ってくれます。

 

あとは高速道路をそれなりのアドバンテージで移動する際

ハイエースだとどうしても修正舵が頻繁になり

気が付くとクタクタに疲れている。と言う場面もあるかと思います。

 

LSDを組み込むと直進安定性が増すので、修正舵の頻度がかなり減り

長距離を走った後の疲労感がまるで違います。

 

まあ、この体感は導入した人にしか分からない産物でして

机上で、あーでもない、こーでもないと言って

結局導入しない人にとっては縁の無い話です。笑

 

ハイエース&キャラバンのLSD装着依頼、お待ちしております!

 

LSD装着と言うメカニカルな作業の後も

ボチボチとハードな仕事が続きます。

 

ダイレクトイグニッションを交換しようとしたら

プラグホールが漏れたオイルでダダ濡れだったF10型BMW-M5

本国手配していたパッキン類が揃ったので、まずは右バンク周りのパーツを取り外して行きます。

 

一昔前のエンジンであれば、タペットカバーパッキンの交換なんて朝飯前でしたが

直噴エンジンで燃料の昇圧ポンプがあったり、ECUが水冷式でLLCが繋がっていたり

タービンがVバンクの真ん中にあったりと、なかなかタペットカバーにすら行きつきません・・・。

 

一個ずつ丁寧に外し、ようやくプラグホールと再会

漏れのひどくない所はこんな感じですが

酷い所はこんな感じでプラグが浸っちゃってます・・・。

 

BMWのディーラーメカニック曰く

「よく逝く所です・・・。」

との事。

 

パリっと直して、完調を取り戻したら

ECUチューンでドーピングしてしまうつもりです。