GRB インプレッサ G30-660タービンにてセッティング完了!

昨日のブログで、AVCS(VVTI)のセッティングが終わった所まではアップしましたが

今回はDUAL AVCSのカムポジション入力等で

デジタル入力チャンネルをほぼ使い切ってしまっていたので

アナログ入力チャンネルの空きを使って、ブーストの無段階調整を組んで見ました。

 

最低ブーストを1.0k 最高ブーストを1.65kと設定し

その間のブーストをダイヤルを使って無段階に調整出来ます。

 

例えばブーストLO、MID、HIと言うシステムを組もうとすると

それぞれのステータス判断をするためにデジタル入力を2つ使ってしまいます。

それが今回のアナログ入力チャンネルを使った無段階制御であれば

なんと使うチャンネルは1つだけなんです。

この利便性、興味が無い人には「なんのこっちゃ・・・」って話ですよね。

ただ、ユーザー側にもかなりのメリットがあります。

 

例えばブーストHIでは全開で抜けるにはテールスライドしてしまうコーナーがあるものの

ブーストLOまで落とすと遅すぎると言う場合、このダイヤルを使って

ギリギリスライドしないパワーに調整して・・・みたいな事が出来ます。

無段階って素敵!

 

っで、肝心のパワーですが

LOブースト1.0kで392ps トルク53.9k

HIブースト1.65kで493ps トルク67.3k

 

 

良い感じの数字だと思います。

 

500ps出そうか?と言う考えが頭をよぎりましたが

数字を出す為のセッティングじゃなくて

エンジンが求めるものを当てがった結果としての数字。と言う事で

これ以上ブーストを上げるとか、点火時期を上げるとかせずに終了です。

 

多分、明日の朝、しっかりとエンジンが冷えた状態から暖気を済ませ

熱ダレしていない状態でパワーチェックすれば、普通に500psは超えると思います。

 

この数字が出たの、たしか50本目のパワーチェック時だったかと。

まあ、それだけ全開パワーチェックを繰り返しても不具合を起こさずに

500ps弱を安定して出力出来る事も大事なファクターです。

 

さて、ダイナパックでのセッティングは完了したので

実走でのセッティングに進んで行きます。