GRX133 マークX 最終型GRモデルの6速ミッション換装 追憶その3

昨日は室内周りのキリが付いた所まで紹介しましたが、今度は

ブレーキ周りの加工です。

以前のキットでは、ブレーキマスターを交換する作業が必要だったのですが

今回使用するキットは若干マイナーチェンジされていて

ブレーキのリザーブタンクを交換して、クラッチマスターへの油路を確保します。

同時にクラッチマスターも若干仕様変更されている様で

初期型キットの様なクラッチペダルが強化クラッチ並みに重い!と言う不具合が緩和されています。

 

ブレーキリザーブタンクを元に戻したら

ミッションを車載して

各部とのクリアランスチェックや干渉が無いかを確認し

クラッチカバーとフライホイルを

サービスホールから締結します。

 

ここまで来たら、一度ミッションマウントを仮組して

シフトレバーの位置を確認するのですが

画像の通り、シフトがニュートラルでもレバーは垂直になってしまい

GRMNのそれと比べると、まるで違います。

これで何がいけないか?と言うと、1速3速5速にシフトチェンジする際

シフトノブをしっかりと握って操作すると、センターパネルに手がブチ当たるんです・・・。

 

っで、対策を検討し、特殊なオフセットプレートをジュラコンで製作し

ミッションのどこかに装着すると

GRMNと同じ様な傾斜になります。

このオフセット作業もSARD側からは指示されていないものなので

説明書通り組んだ載せ替え車両だと、シフト操作に気を使って運転していると思いますが

対策後は

シフトノブを上から鷲掴みして1.3.5速に入れても

パネルとこれだけのクリアランスがあるので、ブチ当たる事はありません。

良いでしょっ!

 

再びフロア下に戻って

プロペラシャフトを繋げ

フロントパイプや

メインパイプを繋げたら

基本的な換装作業が完成!

 

これから制御側の作業に移るのですが・・・。

ここから完成までが・・・地獄でした。

 

続きはまた明日。