GRX133 マークX 最終型GRモデルの6速ミッション換装 追憶その4

基本的な部品をAT用からMT用に換装する作業は、昨日までのブログで紹介しましたが

今日は制御系のお話し。

 

GRX133に関してはATの制御も、このECU内のプログラムによって行われています。

基盤剥き出しにして

データーを読み込み、ひとまずエンジンは掛かる様な状態にして見ます。

今後も何度も書き換えするであろうと言う予想から

通信の為のリード線は繋いだまま車載し

エンジンスタート!

予想はしていましたがエンジンチェックランプ点灯

そして

ドライブスタートコントロール故障とも出てきます。

故障コードを読んで行くと

まあ、アレもコレもと、出てくる出てくるDTCエラーコード・・・。

これらを1個ずつ対策して消して行って

エンジンチェックランプは点かなくなりました!

っが、ドライブコントロールエラーは消えず・・・。

 

汎用診断機じゃダメだなっと

TOYOTA&レクサスの専用診断機を繋いで

各CPUに何というIDのデーターが入っているかを確認しその整合性を見て行きますが

色々とダメですね・・・。

 

今度は

配線図や

新型車解説書を読みながら、ドライブコントロールとはどんな信号を元に

どんな制御を行っているか?を考え、必要であろう制御変更をして

都度ECUに書き込んではテストする作業を、何百回?繰り返しました。

でもね、消えないんですよ。ATベースの書き換えではね。

 

このブログを書いている時点で、自分はすでに答えを知っているので

現状ではなんともありませんが、施工当時はノイローゼーになりそうでしたね。

 

エンジンスタートすると、まずはマークXと言う文字がマルチインフォメーションに表示され

その数秒後にポーンと言う音と共に

ドライブコントロール故障

と言うメッセージが点灯するのですが、ポーンと言う音を聞くと吐き気を催すような

ある意味PTSDじゃね?って言うレベルまで自分を追い込みました・・・。

 

どうやったら、このエラーが消えるのだろう・・・。

車両預かりからかなりの時間が経ち、オーナーの痺れも切れそうになったある日

その瞬間がやって来ました!!

 

詳細は来年へ~

(まだ引っ張るんかい!)