GSE21 レクサス IS350 OS製LSD組込み&デフマウント交換!

こちらのブログでデフケースを降ろした所までは紹介した

GSE21 レクサスIS350ですが、デフケースを

分解して

純正デファレンシャルギヤを取り出します。

疑う余地のないオープンデファレンシャルですね。

 

OS技研製の

特注

LSDを

デフケースに収めてバックラッシュ調整と歯当たり調整を行ってゆきます。

 

LSD組込みに関しては1年の間にそれなりの台数を熟してきた山口が作業していますが

測定も手慣れた手つきでパパっと終わらせ、必要なシムの厚みを逆算。

ササっと組み替えて、規定値内に手際よく収めて行きます。

 

1年で良くここまで手慣れたものです。

センスの無い人間は10年やっても歯当たりの調整はもちろん

バックラッシュの調整すら満足に出来ませんから・・・。

 

完成した

デフケースを載せるメンバーですが

・・・降ろされてます。笑

 

オーナーの希望もあって

デフマウントを新品に打ち換えた上で、デフマウントスペーサーも組み込むのですが

位置決めと思われるキリカキをマウントの突起に合わせると

マウントのセンターとカラーのセンターが大幅にズレます。

180度ズラすと

外径センター、穴のセンター、共に合致します・・・。

キリカキの位置、逆じゃないでしょうか?

 

返答を待っている時間的余裕がないので自社で加工し直して装着。

メンバーを車体に戻して

マウント裏側の風景です。

やっぱり新品マウントはいいですね。変色もヒビも見当たらないので

精神衛生上非常に健全です。

 

最後にデフケースを載せて、デフオイルを入れたら作業完了~と思ったら・・・

またメンバーが降りてます。

はいっ、デフマウントカラーを組むと、メンバー車載状態では

デフケースと締結するボルトがスペアタイヤハウスに当たって入りません。

 

なので、メンバーを半降ろしにするなどして

ボルトを入れるクリアランスを造るのですが、もう一回降ろすなら

降ろした状態でデフケースを載せてしまおうと。

 

GSE21に関しては、このデフマウントカラー ポン付けと言うレベルでは無いですね。