GRL12 レクサスGS350は今回で3回目の入庫です。
施工内容はECUチューンによるスピードリミッターの解除なのですが
前回はツールメーカーのエンジニアが
「書き込み出来る様になった!」
と言ったのを信じて再入庫してもらいましたが
イタリア人の言う事を信じた自分がバカでした。
彼らが話す事7割はフェイクです。
3割ぐらいしか本当のことを言いません・・・。笑
っで今回はツール自体を変更して再チャレンジ
おっ!何事もなく書き込めた!!
やっぱりNotイタリア製ツール最高!!とエンジンを始動させようとすると
エンジン掛からんし・・・。
再度書き込みをしようとROM-IDを確認すると、IG-ONなのに通信不能・・・。
ECU死んだな。
死んだと言うと大げさですね。
完全記憶喪失です。
自分がだれで何をするべきかをすべて忘れています。
ECUのパーツナンバーも
ソフトウェアのナンバーも
車台番号さえ覚えていません。
通常、こうなるとECUをもう一個お買い上げです。笑
ハイ、掛かりました。
ECU買いました・・・。
嘘です。
自分で直しました。
記憶障害除去作業は
ECUを取り外して
特殊な装置を繋げ、呪文を唱えながら
電源を入れると
直ります!笑
もちろんフィクションです。
このECUは基本的に基盤への直接の書き込み等が出来ないモデルです。
通常はかならずOBDからIDを読み込んで、その情報をもとにデーターをやり取りしますが
そのIDが消え去っているので、強制的にデーターを書き込まないといけません。
ディーラーとかだと出来るのかな~?
多分新品のECUを買わされるんだろうな~。
オタクな性格が幸いし、数年前に購入して置いた特殊ツールが
ようやく日の目を見た瞬間でした。
その後、多大な時間を費やして、なぜこんな事になるのかを検証してました。
結果から言うと書き換えツールのせいではなく
またまたイタリア人ソフトのアドレス指定不良・・・。
触っちゃいけない部分を書換える様に指示していたので、従順に従うと
エンジン掛からなくなって、IDが消えます!
自分で調べたアドレスをもとにスピードリミッターを編集していざテスト
無事スピードリミッター解除OK!!
IS300やRC350とは違って、センターのデジタルスピードメーターは260kまで表示しますね。
その後もRevは上がってゆくのでギヤ比的には260k以上出てます。
まあ、色々ありましたが
ひとまず当初の目的であったECUによるスピードリミッターカットは出来ました。
本当に三度目の正直ってあるんですね。