ECU関連 5台同時進行・・・。

昨日のブログで紹介した

ASE30 レクサスIS300はデーターの書き込みテストに成功したので

スピードリミッターカットのテスト!

RC350系と同じでデジタルスピードメーターは180kで止まってしまいますが

回転は上がり続けるので、リミッターはカット出来ています。

 

あとはパワーをどうやって上げるか・・・。

 

GGH30後期アルファードは

読み出したデーターをパラメーター化してみるも

今まで施工してきたGGH30とはまた個別の内容ですね・・・。

DENSOさん、次から次にデーターを変更するの辞めてもらえないでしょうか~笑

 

新たに入庫した

GRL12 レクサスGS350は今回3度目のチャレンジ!

前回は読めたけど書けない!と言うパターンでした。

今回はツールを変更してテスト!です。

 

ダイナパックでのセッティングが終わった

BNR34 GT-Rは実走でのセッティングがだいぶ良い感じになって来ましたので

あとちょっとで完成です。

プラグインは純正ECU位置にそのままぴったりと収まるのも良いですね。

 

LINKのG4+で制御しているCP9A ランエボ6は

AFメーターが稀に暖気完了しないという事で

センサーボスにアダプターを装着して、センサーの距離を調整しながら

AFフィードバックのエマージェンシーモードを設定しました。

 

AFセンサーが死亡したりユニットが壊れて

LINK側に正確な信号が入力出来なくなった場合

フィードバックがそのままだと間違った信号を基準に燃料を減らして行ってしまいます。

 

例えばイノベート製のAFメーターのセンサーが壊れたり断線すると

入力が0Vになり空燃比としては7.5と言う数字が送られます。

空燃比として7.5と言うのはあり得ないほど濃いので

LINKは目標空燃比に近づけようと燃料を薄くします。

っが、メーターが壊れているので燃料を薄くしても空燃比は変化しません・・・。

・・・どんどん燃料は絞られてやがてアイドリングがままならないほど薄くなりハンチング。

 

フィードバックは全域には掛けていないので、ある程度負荷を掛ければ走行出来ますが

アイドリング付近や低負荷域は間違った空燃比を基準に薄くフィードバックされた燃料が原因となり

トルク不足で走りにくくなってしまいます。

 

そこでAFセンサーが壊れた際は

フィードバックが停止するようにしたのが上の動画です。

撮影の為、AFセンサー側のカプラーを途中で外してワザと断線モードにしています。

一瞬7.5付近の数字になりますが、その後空燃比は14.7に固定され

空燃比のデルタを見張っていたLINKが自動的にフィードバックを停止します。

 

これでセンサーが壊れてもフィードバックが自動的に停止され

アイドリングや低負荷走行もオープンループでの走行に切り替わります。

 

さて、5台同時にECUセッティングしていると

何がどのソフトで、どれがどのツールだったか間違えないようにするのも大変です。

 

明日以降もしばらくこれらのクルマと格闘して行きます。