先日、ダイナパックに載せた風景をブログアップした
GRX133 マークXは入庫時のパワーチェックを経て
ECU現車合わせセッティングまで進みました。
まずは入庫時のパワーグラフと
GRX133用車種別データーをインストールした際のビフォーアフターです。
今回の車両はGZだったのですが、車種別データーのみでグッとパワーの上がる車両と
今回の様にあまり伸びしろが多くない車両と、個体差が大きいです。
AFセンサーやノックセンサー、触媒の抜けの状況等で学習値が異なり
それらの数値がパワーに影響を及ぼすようです。
なので今回も
現車でしっかりと合わせ込みを行い
最終的には363ps、トルク44.6kになりました。
入庫時が329.6ps トルク42kだったので平均的な上がり代ですね。
いつもの様に、AT車両はスタート直後のアクセルワークを一律に出来ないので
300rpmより前のグラフはあまり当てになりません。
1500rpmからパワーチェックを始めますが
スタート直後にガバっとアクセルを踏むとキックダウンしてしまいます。
かと言って、ビビり過ぎるとトルクが乗りません。
3000rpmでアクセル全開になる様に徐々に踏み込んで行きますが
毎回踏み加減を合わせられるほど、自分は器用じゃ無い様です・・・。
分かりやすいように1本ずつを重ねると
こんな感じです。
これからダイナパックから降ろして、実走セッティングに移行して行きます。
社外のスロコンが付いていて、現車セッティング時はノーマルモードにしていましたが
どれくらいのモードであればECU側でスロットルマップを変更した場合と併用できるのか
実走にてチェックして見たいと思います。