1.5J クランクの最終仕上げ RNN14 USA製水回りホース

エンジンの組み上げを開始したJZX100クレスタ用の1.5JZエンジン

最終的な仕上げと確認の為

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クランクを旋盤にセットして、実際に回して各部を確認します。

ダイヤルゲージで各ジャーナル単体での芯が出ていても、全体でのバランスが取れていないと

実際に回して見て、芯を支えているスピンドルに指を触れるとブルブルと振動が伝わってきます。

今回はクランク全体でのバランスも測定・調整しているので

変な振動や振れもなく、キレイに回っています。

最終的なラッピングも旋盤を使うと短時間でまんべんなく研磨する事が出来ますしね。

 

RNN14 パルサーGTI-Rは

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先回ピカピカにオーバーホールしたブレーキ&クラッチマスターを装着し

エンジンの車載に備えています。

 

日産部品では水回りの部品がほぼ全滅に近い状態で廃版決定していましたが

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アメリカではシリコン製でいくつものメーカーから発売されていたので

これならイケるかな?と言う物を試しに空輸で直輸入して見ました。

入荷を待つ関係で少し車載が遅れますが、漏れるかどうかビクビクしながら

中古のホースを使うぐらいなら、新品の社外ホースの出来に賭けて見ようかと・・・

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結果、USA製の割には精度も良く、フィッティングも上々です。

 

これなら

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安心して交換できるレベルだと思われ、待った甲斐があったかな。

 

エンジンマウント類も

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廃版になっていない物は

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新品に交換し

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再使用品もなるべくキレイな状態にしてから組み上げます。

今週末にはダイナパックでのセッティングに入れるように、すこしピッチを上げて車載作業を進めて行きます。