ランエボ8 CT9A ヘッド分解による各部チェック

先日のブログでも作業内容をすこし紹介した

CT9A ランエボ8はオーバーヒートによるLLC漏れがあったと言う事で

ヘッドを降ろして

燃焼室とブロック上面を確認しました。

 

ブロック側は

軽く清掃をしてから

ストレートエッジを差し込むと2番3番の間で0.07㎜の歪有りでした。

 

ヘッド側は

よーく見ると

EX側のスキッシュエリアに

ニキビ跡を発見。

オーナーに確認するとフラットシフトを自分で組み込んで

作動時のブーストが1.9kぐらい掛かるとの事

 

通常ノック後はIN側のスキッシュに出やすいのですが

EX側にこんな感じのピックで突き刺したような跡が残るのは初めて見ます。

 

このままでは良くはないので、スキッシュ修正と面研磨

ビッグバルブ加工と面研を施し、ヘッド側はチューニングヘッドにします。

 

ブロック側は0.07㎜の歪をどう考えるか・・・。

歪限度は0.1㎜

そのまま閉じるのか、ブロック側にも手を入れるのか

悩みどころです。