昨日はVproのソフトとにらめっこしてましたが
今日は純正ECUと戯れてました。
まずは
LA400KコペンのECUで通販対応分です。
平成29年式ぐらいからECUのシールがかなり頑強になっているので
シールを破ってECUを開けるのが一番苦労します。
開けてしまえば
顕微鏡を使いながら
プロテクトされているこの部分の基盤を
キレイに除去して
アプローチ用のコネクターを
半田付け!拡大画像で見ると、ふ~んって感じですが
結構小さな部品ですので慣れないと大変です。
コネクターを付けたら
ノーマルデーターのバックアップを行ってから
データーを編集して書き込みます。
こちらのECUはすんなりと終了したのですが、お次のECUが問題児でした。
USE20 レクサスIS-FのECUなのですが
オーナーがパワーゲートを繋げると
こんなメッセージが出ると連絡があり、こちらのPCを繋げてみたものの
読み込むCAL-IDは同じ数字でした。
経験上IS-Fは353で始まるCAL-IDのはずなので
0101000と言うのはにわかに信じ難かったのですが
ECUを実際に外して見て納得
TOMS製のECUでした。
そりゃ純正のCAL-IDなんて出てこないですね。
そ~と蓋をあけて基盤の表と
裏を
確認しますが物理的なトラップは無さそうです。
昔、KS-R◎Mと言うメーカーのECUを買うと
「蓋を開けるとメモリが損傷するような仕組みになっています。」
って言うシールが貼ってあって、データーの中身なんかよりも
どうやったらメモリを損傷出来るのか?その仕組みに興味がわいて
そーと蓋を開けたら、特になにも無かった。って言う落ちがありました。
ハーネスを数点基盤に半田付けして
データーを読み込んで行きますが、流石TOMSさん
チェックサムロックを掛けてあるんですかね?
チェックサムエラーが出て全データーの読み出しが出来ません。
でも、TOMSのデーターが欲しいんじゃなくて
このECUをノーマル化させるのが目的なんですよ。
中〇人のデーターパクリ屋でも無いですし、国内にはびこるECUコピー屋でもないので
なんとかこのECUをノーマル化させて、そのECUとパワーゲートがリンク出来れば良いんです。
リミッターカットさえできていないこのデーターには、申し訳ありませんが興味も無いので
もともと入っていたROM内容が分かれば問答無用で上書きします。
なので、ハードウェアの品番が分かれば
ソフトウェアの品番も分かり、そこからROM品番は大体わかります。
あとはこの車両特有のデーターがバックアップ出来れば
見当をつけたROMと組み合わせて・・・。
なんとか新品のECUを買わなくても良いように頑張って見ます。