USE20 レクサスIS-F TOMS製ECUからノーマル復帰そして・・・。

昨晩のブログで紹介した

TOMS製のデーターに変更されていたUSE20 IS-FのECU

チェックサムブロックが掛かっている様でデーターのバックアップが出来ません・・・。

 

ただ、このECUのデーターが欲しい訳ではなく

最終的には

パワーゲートを使ってデーター変更する為に

ECUがノーマル化出来ればそれでOKなんです。

って、パワーゲート繋がってるじゃん!!笑

 

結果から言うと、ノーマル復帰は無事出来ましたよ。

 

チェックサムブロックが掛かっていたのはすべての領域ではないので

EEPROMなどにアクセスして、もともとのハードウェアナンバーを取得。

 

ハードウェアナンバーから割り出した

もともとのCAL-IDは35358000と言う物

 

0101000と言うCAL-IDはTOMS特有のナンバーのようです。

 

CAL-ID35358000に対応したROMデーターを入手して上書きすれば

ECUその物はノーマルに戻りそうですが・・・

そのままじゃイモビのデーターごと初期化されます。

っで、イモビのデーターをごにょごにょして

無事、エンジン始動!

一発目の始動はイモビの通信確認の為、始動後エンジンがストップする事もありますが

(初めての時は、この現象のせいで 失敗した・・・。って思うのですが)

そんな時はもう一度エンジンを始動すると普通に掛かります。

二度目もエンジンがストップする時は、たぶんどこかおかしいです。笑

 

これでECUがノーマルに戻ったので

パワーゲートを繋いでノーマルデーターの読み込みをした時の画像が

先ほど出てきた、この画面です。

 

ノーマルデーターが読み込めれば、後は通常作業にて

チューニングデーターを作製してパワーゲートにインストール

 

そしてパワーゲートから

車両にインストールすれば、チューニングECUに変貌します。

 

パワーゲートに入っている3つのデーターの範囲でしたら

いつでも好きな時にユーザーご自身でデーターの変更が出来るので

今日はノーマルデーターで・・・とか

今日はスピードリミッターカットのみで!と言う感じで

日替わりでデーターチェンジすることも可能です。

書き換え時間は大体5分ぐらいです。

 

走行会などでノーマルデーターとチューニングデーターでのタイム差を測ってみる

なんてことも楽しそうですね。

 

折角クルマを預からせて頂いたので

STEP2データーをインストールした後に実走チェックを行い

低水温時から通常水温時の走行~全開走行まで確認しました。

 

しっかりとパワーアップ出来ている事を体感し今回の作業は完成です。