これなんだかわかりますか?
5円チョコではないです。
クランクシャフトのフロント側のオイルシールなんですが
同じ車種の同じエンジンでもシールにサイズがあると言う・・・。厄介なシールです。
搭載年月日でクランクシャフトのサイズが変更になったようで
内径34㎜と32㎜が存在します。
当初は車台番号通りで部品発注を行い、シール交換後にオイルダダ洩れ。
シールの打ちミスを疑うものの、外したシールは特に問題が無く・・・も無い!
本来なら、シールの内側にクランクシャフトとの接触跡があるはずなのに
取り外したシールにはその跡が一切無い!!
そう、シャフトとシールの間に隙間があるって事です。
この時点でシールのサイズ違いを疑い、オーナーを含めて情報を探していると
どうやら年式の違いでシールのサイズにも違いがあることがわかり
このクルマには年式違いの同型エンジンが載せ替えられているのでは?と言う事で
他品番のクランクオイルシールを取り寄せた流れです。
これでオイル漏れが止まると良いのですが。
こちらの
SR20DETエンジンはアイドリング不良でしたので、パワーバランステストを実施したところ
1.2番で火が散っていない事が判明。
OKD製ではない、青いダイレクトイグニッションが付いていますので
違った意味で品質は確証されています!笑
新品でも不具合が出ることが多く、以前購入した時は
こんな感じでした。
そこで今回はOKD製のダイレクトイグニッションを使う事にしたのですが
PS13やS14のイグナイターを使用するタイプのSR20DETエンジン用が販売されていません。
そこでイグナイターレス仕様に配線を加工し、S15用のイグナイターの無いタイプを使って修理することに。
まだ結果の出ていない2台ですが、どうか上手く行きますように!