出来るかどうか、確証はなかったのですが
GRF系のインプレッサも2.5Lだから出来るのでは・・・?
という感じで
ECUの書き換え依頼を請けた
YAMエクシーガなのですが
エンジン型式を見るとEJ25じゃなくてFB25ってなってます。
それでも楽観的に
PCを繋いで見るものの
あなたには通信する資格がないと怒られました。
とりあえず現状でも他社によるECUチューンが行ってあるそうなので
LOG取りしながら試運転、その間に対策を考えることに。
・・・オーナーには申し訳ないですが、とにかく乗りにくい・・・。
スロットルマップを弄り過ぎて過敏になってしまっているようで
ちょっとアクセルを踏むとビュンってクルマが走り出してしまいます。
バックで道に出ようとして壁にぶつかりそうになりました。
気を取り直して全開域をチェックすると・・・
これまた申し訳ない事ですが、すこぶる遅い・・・。
ひとまず後でしっかりとした比較が出来るように走行データーをLOGに保存し
これは何とかしてあげたいな~と念を込めながら
PCと車両を再通信したら
通信が出来ました!
嘘です。
色々と手を尽くしましたよ。
ノーマルデーターがEA1P000yだと言う事も分かったので準備して見ていると
点火時期やVVTI、空燃比の数字がさっきの走行LOG上の数字とドンピシャです・・・。
もしかしてスロットルマップとスピードリミッターだけ変更した
今、流行りのデーター?なのでしょうか??
CVTの関係でダイナパックとは相性が悪いので
実走行からのデーターを利用し、アクセル全開後2000回転以降の上昇率を計算します。
ノーマルデーターでは2018rpmから5706rpmまでに9.27秒かかり397REV/SECでした。
某店のデーターは2014rpm~5704rpmまでに9.39秒かかり389REV/SECでした。
残念ながらノーマルに負けてますね・・・。
こういうデーターが氾濫するので、ユーザー達は
ECUチューナーっていつまで経っても胡散臭い奴らだな!と
思ってしまうんでしょうね。
今回スロットルマップは過敏にならないように調整したうえで
VVTI 燃料 点火すべてに手直しを入れて
2000rpm 時間は5分12秒52から計測スタート
5746rpmまで回して時間は5分20秒72なので経過時間は8.2秒
上昇回転3746rpmを8.2秒で割ると457REV/SEC!でした。
入庫時の389REV/SECと比べると計算上は17%ほど向上しています。
加速度からパワーとトルクを簡易計算するソフトを使い
上記の計算で使った領域をグラフ表記すると
↑入庫時 125ps 212NM
↑現車セッティング後 149ps トルク235NM と言う結果になりました。
数字はあくまで計算上のものですので参考程度にしかなりませんけどね。
こんな感じで今回の現車セッティングも結果を残すことが出来ました。
SUBARUのFB系エンジンも通信が可能になりましたので
FB16やFB25等のセッティングもお問い合わせ下さい。