特殊なコーティングを行い、クリアランスを詰めながらも
高負荷に耐えられるエンジンを造ろうとしたのですが
コーティング後の当たり付けを始めてから、5か月掛かってようやく
終わりました・・・。
と言っても5か月間ひたすらクランクを回していた訳ではありません。笑
ブロックとビームで材質の違う2GRエンジンは
メタルの形や厚みが上下で異なります。
同じような厚さでコーティングを掛けてしまうと接触抵抗の違いから
均一な当たりが出ず、それでもグルグル回しているとおかしな当たりになってしまいます・・・。
はい、コーティングを一度剥いで、もう一度異寸法で再コーティングして
当たり付けを1からやり直しています・・・。
GS350のオーナーには大変なご迷惑をお掛けしてしまい
本当に申し訳ありません。
当たり付けの終わった各パーツは
再度分解して徹底洗浄し
ブロックに
本組みして行きます。