強化ダイレクトイグニッションで有名なOKDから
デモカーにも
テストで装着
してみました。
ノーマルダイレクトイグニッションでデーターlogを取得して置いて
OKDのダイレクトイグニッションに交換後同じようにlogを取って
体感との関係を数字上からも観察します。
ノーマルECUとの相性はOKDでテスト済なので
当店のSTEP1とSTEP2データーでの検証をしました。
結果から言うとプラズマダイレクト導入により
1500rpm~2500rpm付近のトルク感が増え、より力強くなったのと
3000rpm~4000rpmの周りが軽くなり、トルクが増えたと思います。
5000rpm以降のパワー感にはあまり変化は感じませんでしたので
最大パワーは変化無いと思います。
log上の数字を見ると、該当箇所の点火時期が1度ほど進んでいました。
ダイレクトイグニッションの強化により完全燃焼が促され
ノッキングが起きにくくなったことでノックリタードが少なくなり
正規の点火時期に近づいたと言う方が正確かも知れません。
STEP2データーで全開走行をした後のプラグも
1番
2番ともにいい感じの燃え具合になっています。
直噴のベストポイントをちょとだけマージン優先にして
ベストでは無いものの、ベターポイントで燃えている感じです。
ECUチューニングをしていないZC33Sでも
プラグの交換と同時施工すれば、かなりキレイに回る様になると思います。
おまけ
純正マフラーの
メインサイレンサーの造りが気になって
こんな感じにぶった切って見ました。
センターパイプから入ってきた排気は隔壁で覆われた部屋に入りますが
次の部屋に移る為の穴は10㎜も無いような穴が数個開いているだけです。
ここでかなりの排気抵抗が生まれますね。
流れによっては排気バックも起こるのでは?と言うような穴の小ささ、少なさです。
ストレート構造のマフラーに交換するだけで、大幅にパワーが上がるのは
純正マフラーのこの構造のせいで、ノーマルが極端に排気抵抗を付けられているからだと推測出来ます。