昨日、ひとまずのセッティングが完了したデモカーですが
純正タービンを取り外し
交換です。
コンプレッサーのインデュースが少し大きくなり
エキゾースト側のブレードも少し大きくなっています。
今までの「タービン交換車両」とは基本的にコンセプトが違い
燃料系も吸排気さえもノーマルに対応します。
HKSのHPでは
タービンのみの交換前後のグラフがこんな感じになっていましたので
SPEC-Lマフラーを装着した状態で、GTⅢタービンに交換した後をでパワーチェックして見ました。
ECUのデーターはノーマルに戻してあり、145.3PS トルク24.6kです。
比較としてマフラーも含めてノーマルだった時のパワーグラフを重ねてあります。
高回転でグラフが波打つ辺りはHKSのグラフと同じで
メーカーとしても結果を正直に公表している表れだと思います。
ただ、出力された数字はノーマルECU&ノーマルマフラー比較で
HKS測定155.6PSに対して、当店のダイナパックTCF1.0での数値は135.4PSです。
HKSのシャシダイは確かローラータイプのダイノジェット製だったと思います。
同じような数値にするにはZC33Sスイスポの場合、1.15倍する必要がありそうなので
GTⅢタービンとSPEC-Lマフラーを同時装着すると、約167psですね。
本題はここからです。
このタービンを装着した場合のセッティングデーターを構築していかなくては行けません。
と言ってもどのマップがどういった働きをするのかは先の1週間で理解出来ているので
サクっとデーター変更を行ってこんな感じになりました。
比較グラフは昨日のプラグ交換をする前のSPEC-Lマフラー+STEP1データーです。
2000rpm付近のトルクやパワーはノーマルタービンを下回り
2500~4000rpmまではほぼ同じ特性となり、4500rpm以上で本領発揮です!
HKSのシャシダイに合わせてTCF1.15で測定すると
こんな感じになり、194ps トルク34.5k!
もうちょっとでRB26DETT搭載BNR32 GT-Rのトルク36kに届いてしまう数値ですが
これを1.4Lのエンジンで出力してしまうのは、やはりターボ技術の進化の恩恵でしょうね。
HKSのHPでも200psあたりの風量はあるタービンと説明されていたので
まあ、それなりにセッティングの方向性は合っていると思います。
すでにダイナパックからは降ろされて、実走行でのセッティングも完了していますが
かなり速く感じます!!
2000rpmで最大トルクが発生し、そのまま6000rpmまで よどみなく回っていく感じは
とても1.4Lエンジンだとは思えない力強さです。
「出来れば、このタービンを純正品として装着して置いてくれれば良かったのに・・・。」
そう思えるようなベストバランスです。
今回はマフラーがSPEC-Lに変わっていますが、ノーマルマフラーでも十分対応出来ると思います。
マフラーは変えずに、タービンを買えばマフラー代は節約出来るので
スイスポ買って、いきなりタービン交換&ECUチューンと言うのも全然アリだと思いますよ。
そんな流れで、台数限定となりますが
HKS GTⅢ FX SPORTS TURBINE KIT 定価200000円
当店オリジナル タービンキット用 専用ECUデーター&インストール 定価158000円
タービン交換工賃 定価38000円
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合計411000円を 27%OFFの30万円(税別)で提供します。
残念ながらMT車両専用となりますのでAT車両オーナーの皆さん、もう少しお待ちください。
どんな感じの加速感なのかはデモカーで体感する事も出来ます。
気になる方は限定台数に達する前に(台数は内緒・・・)お早めにお問い合わせください。
このキャンペーンは既に終了しています。
弊社では現在HKSのGTⅢタービンは使用しておりません。