YEA1S エスクード パワーチェック

先日発売されたスイフトスポーツ 1.4ターボのベースのエンジンとなったのが

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このYEA1S エスクードに積まれた1.4L ブースタージェットエンジンだそうです。

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歴代のエスクードに採用されたラダーフレームは廃止され

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モノコックボディーになっています。

更にはアンダーパネルは

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空力を考えたスイープが所々に設けられていて、ボディー下の整流も考えられている様です。

確かに高速走行時もクルマが安定していて、高速走行音もかなり抑えられています。

 

オフロード車両と言う観点からは残念な選択なのかもしれませんが

エスクードでクロカンをする人がいるか?と言うと、正直見たことないです。

ハンガリーで生産する事も含めて、メーカーとして正しい選択なのかもしれませんね。

 

A/F計を装着したら

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ダイナパックへ

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4WDなので、4輪ともダイナパックに装着する必要があります。

カタログでは

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136ps トルク21.4kとなっていますが、ダイナパックが車軸から取り出したのは

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111~112ps トルクは20k前後でした。

ハンガリー産なので、ドイツ車の様にtcf1.0でもカタログ馬力が出ているかも?と期待しましたが

そこは国産車両と同じでした・・・。

 

カタログの数値に合わせるため、YEA1S エスクードもtcfは1.2で測定する事になります。

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これでパワー的には大体カタログに近づいた感じになります。

 

A/Fやブーストのデーターも取れたので

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今度はECUのデーターを読み込みますが、OBDカプラーから吸い上げることのできないECUです。

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コーキング処理されたECUを2枚におろして

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マイコンのBOOTポートから、直接データーを吸い出します。

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思ったよりも読み込み時間は短かったのですが、手間が掛かるのは事実です。

 

最終的にはスイフトのECUチューンに繋げたいのですが

車重のあるエスクードでもECUチューンの需要はあるのでは?と

頑張ってECUチューンを行って見ます。