プレリュード用のミッションはエンジン組み立て室から降ろされましたが
新たに組み始めたVR38がスタンドオン!
タングステンを打ち込んで
違う部分で削りを入れ
試行錯誤でバランスを出してもらったクランクシャフト
HKSさん、こんなアンバランスなクランクシャフトを
バランス取り済として世の中に送ってはいけません。
今回バランス調整でお世話になったナプレックさんからは
「今後はこのクランクシャフトのバランス取りはお断りさせていただきます。」
と、“コレが最後通告” を受けました・・・。
材料手配の手間と実際の加工の手間を考えたら当然かと思います。
なんせ今回使用したタングステン材の価格だけでも10万近くしてます。
さすがレアメタルですね。
実際にコンロッドを組んでメタルのサイズを算定し日産部品に発注
「納期ですが3月9日に入る分と納期未定の分がありまして・・・」
あの、日産さん、ヤッチャエ!とか言ってる場合じゃないと思うんですけど。
これでまたVR38の組み上げがストップです。
この子を装着してあげられるのは何時になる事やら・・・
こちらはバラバラにされた13Bのフロントプレート
サイドポートが丸見えですね。
実際にローター仮組して、円周分度器付けて、
ポートの開き始めの角度や最大ポート解放角度、ポート閉じ終わり角度などを測ってみたい衝動に駆られます。
そしたらどんなポートの形がどんなエンジン特性になるか、机上で計算しやすくなると思うんですよね。
外された他の部品は
整理して保管中です。