SW20 MR-2 マフラー交換の効果は?

前回 HKSのEVC5を装着したSW20 MR-2

今回は純正マフラーを社外のマフラーに交換して、セッティングをして行くのですが
まずは単純にマフラー交換だけで
どれくらいパワーが上がるのかを比較してみました。

マフラーは


ストレート構造の2本出しで

メインパイプもそれなりの口径を維持しているタイプです。


ブーストコントローラーもPCのデーターも一切弄らずに、
単純にマフラー交換前後のパワーを比較します。

っと言っても、
気温や湿度は違うので数馬力の差では違いとは言えないのですが・・・

おお!


これだけ違えば、誤差ではないですね。
太い緑線がマフラー交換後、細い緑線が純正マフラー時
55ps違えば、よほど鈍感な人でも体感できると思います。
なぜここまでパワーが上がるのか?

それは


マフラーの抜けの違いでブーストがここまで違うからです。

マフラーを交換することで、今まで詰まっていた排圧がすくなくなり
タービンが仕事をしやすくなりなった結果、
ブーストが上がり、その分パワーも上がる。
(かなりの部分を省略していますが・・・)

じゃあ、マフラーを抜けの良い物にすればCPUはどんなものでも良いのか?

今回は、もともと装着されていたM社のCPU以外にもう一つCPUがあって
いわゆるブーストアップ用の吊るしのCPUです。

今回はデーター取りの意味もあってサービスにてパワーチェック

あらら・・・

メーカー名は伏せておきますが
CPUだけで、ここまでパワーダウンするんです。

パワーダウンの主な原因は

AFの推移がおかしく、燃料が極端に濃くなってしまっている事。

吊るしのCPUでも、きちんと作られているものもありますが
ほとんどがこう言ったパワーダウンしちゃうようなデーターだったり
パワーは上がるけど、極端にA/Fが薄くなっているようなデーターだったり・・・

どんな高価なパーツを付けても、生かすも殺すもセッティング次第
逆に言えばセッティングは
装着されているパーツの性能以上を引き出す事は出来ないんですけどね。


さて、これからCPUをパワーFCに交換してセッティングして行くのですが
パワーFCに付け替えた途端、エンジンが掛からない・・・。

あちゃー