以前、Nistuneにてセッティングを行ったRNN14 パルサーGTI-Rですが
エンジン&ミッションが降ろされています・・・。
実はセッティング後クラッチが滑ってしまい他店にて交換をしてもらったらしいのですが
段々とクラッチペダルが重くなり、いよいよ通常のレベルでは無いと言う事で
当店で確認する事になりました。
RNN14の場合は、チマチマミッションだけを降ろすより
エンジン事ゴソっと降ろした方が作業時間も短縮できますし
クラッチも正確に組むことが出来ます。
ミッションを
エンジンから切り離して確認すると
ピボットがレリーズフォークを貫通しています・・・。
レリーズベアリング周りのグリスの飛び散りも気になりますが
組んでまだ1年も経たないクラッチディスクがかなり摩耗してしまっています。
最初はクラッチを交換していないんじゃないのか?と思うほどの摩耗でしたが
RCD-205と言う刻印を調べると、確かに社外品(RG製のノンアスタイプ)の様です。
どういう組込みを行ったのかはわかりませんが、ピボットがフォークを貫通し
1万キロ以内でここまで摩耗するって、なにをどうすれば起こりうるんですかね?
フライホイール側もかなり熱が入ってしまい、面が凸凹になってしまっています。
残念ながらフラホ、ディスク、カバー、すべてNGですので
今度はNISMO製の強化クラッチを選択し、キチンと組んで行きます。
更にせっかくエンジンを降ろしたので、JUN製のハイカムも組んでリセッティングして行きます。