9月の中旬には富士SWにてタイヤテストが予定されている
デモカーのR35 GT-R
すでに皆さんお気づきだとは思いますが、テストタイヤは
ゼスティノタイヤさんのグレッジをベースとしたR35 専用スペック
仮称 07RS-Rです。
すでにストリートでのテストは繰り返し行っていて
レポートはゼスティノタイヤさんに随時報告し、傾向と対策を検討中
今回は富士SWを走る前の車両のテストとタイヤ自体のサーキットでの傾向と対策を検討するということで
ゼスティノタイヤの開発ドライバー 日比野哲也さんにデモカーに乗ってもらいました。
(自分もこの前枠にサラっと走りましたが、900psオーバーで西浦は正直怖え~っす・・・
ストレートエンド190km/hオーバーからのフルブレーキで1コーナーに飛び込みますが、
減速Gで一瞬頭がクラっとします。)
コースイン前に
タイヤメーカーさんからの指示と、こちら側からの車両の設定変更方法を伝え早々にタイムアタック開始
さらっと57秒台
を出す辺り、さすが開発ドライバーです。
路面温度は56度、タイヤの温度は最高で100度まで上昇する中
58秒フラットを連発させながら、なんども周回を重ねましたが
タイヤの表面は
ブロックが飛ぶとか、トレッドがはがれるとか、エアーポイントが発生するなどの根本的なトラブルは皆無でした。
タイヤ内側と外側に求められる性能が、R35はかなり特殊なため
その辺りの改善を図りながら開発を進めて行けば、
純正タイヤ同等、いやそれ以上のタイヤが出来上がるのではないかと・・・
にしても、いくらR35だとはいえ、純正ランフラットでもなくNISMOタイヤでもない
ただのラジアルタイヤで(ゼスティノさん、すいません)、この季節に57秒96
ブレーキも純正、LSDも入っていないストリート用のR35でここまで行けたのであれば
気温の下がるタイムアタックシーズンにセットアップをサーキット寄りに振り
タイヤが完成して来れば、もうちょっとタイムは上がるはず
なんせ、エアコン入れたまま、タイムアタックしましたからね~(笑)
正規版販売までタイヤが持たないぜ!
とか
プロトタイプで良いから使ってみたい!
と言うR35オーナーの皆さん
本数が重なれば、プロトタイプの限定販売も検討してもらえるそうなので
お問い合わせフォームより担当の浅田までお問い合わせください。
(返答には時間が掛かります、電話等でのお問い合わせはお控えください。)