昨日1日、ゴニョゴニョしていたSE3P RX-8のエアフロ最低電圧の問題
計算通り行かない時は、実際に試してデーターを蓄積し
そのデーターから逆算値を求めるしかありません。
逆算する為にも、一度各部を取り外して採寸
こんな感じになっていた
一番細い部分は
内径 55.1mm
ターボキットに付属されるエアフロアダプターの入り口は
72.6mm
出口は
86.15mm
純正のサクションの断面積から求めた仮想の直径は
から、直径約85mm
面積比にすると1.027:1
ん~普通だったら大した補正係数にはならないんですけどね・・・
ただ、結果から逆算すると1:1.8ぐらいの比率にしないと成立しないような流入空気量です。
ん?1.8??
あのパイプの直径から計算すると、そんな感じにならない?
試しにエアフロをゴニョゴニュして、エンジンスタート
おっ!当たった!!
アイドリングでエアフロ電圧1.22v 流入空気量5.73gsec
補正-10.16%でA/F14.99
これだな!!!
実走で実際に使用する回転域のエアフロ電圧を測り、
逆算からVQマップを製作し、試しに全開走行
出た!
エアフロを使い切った際に記録されるトラブルコード
ログを確認しながら、どの負荷でエアフロが何Vになるかを見てみると
7300rpmでMAX4.66vを記録しその後は若干下降
ニヤリ!
全開域のA/Fも前回ダイナパックを回したときに似た数字が出てます。
これでやっとエアフロのキャリブレーションが完成したことになります。
アイツの故障を見つける所から始まり、エアフロの押し込み&キャリブレーション
かなりの時間を要しましたが
安心してください!
載りましたよ!!
最終セッティング開始です。