安心してください!載りましたよ!!

昨日1日、ゴニョゴニョしていたSE3P RX-8のエアフロ最低電圧の問題

計算通り行かない時は、実際に試してデーターを蓄積し

そのデーターから逆算値を求めるしかありません。

 

逆算する為にも、一度各部を取り外して採寸

こんな感じになっていた

201628193355.JPG

一番細い部分は

201628193418.JPG

内径 55.1mm

ターボキットに付属されるエアフロアダプターの入り口は

201628193520.JPG

72.6mm

出口は

201628193541.JPG

86.15mm

純正のサクションの断面積から求めた仮想の直径は

昨日の計算

から、直径約85mm

面積比にすると1.027:1

 

ん~普通だったら大した補正係数にはならないんですけどね・・・

ただ、結果から逆算すると1:1.8ぐらいの比率にしないと成立しないような流入空気量です。

 

ん?1.8??

あのパイプの直径から計算すると、そんな感じにならない?

 

試しにエアフロをゴニョゴニュして、エンジンスタート

201628194552.JPG

おっ!当たった!!

アイドリングでエアフロ電圧1.22v 流入空気量5.73gsec

補正-10.16%でA/F14.99

これだな!!!

 

実走で実際に使用する回転域のエアフロ電圧を測り、

逆算からVQマップを製作し、試しに全開走行

出た!

20162819500.JPG

エアフロを使い切った際に記録されるトラブルコード

ログを確認しながら、どの負荷でエアフロが何Vになるかを見てみると

7300rpmでMAX4.66vを記録しその後は若干下降

ニヤリ!

 

全開域のA/Fも前回ダイナパックを回したときに似た数字が出てます。

これでやっとエアフロのキャリブレーションが完成したことになります。

 

アイツの故障を見つける所から始まり、エアフロの押し込み&キャリブレーション

かなりの時間を要しましたが

安心してください!

20162820147.JPG

載りましたよ!!

最終セッティング開始です。