最近のマツダ車人気のおかげもあって
NCECロードスターのCPUセッティングの問合せがボチボチ増えています。
ターボ車のように圧倒的なパワーアップはしませんが
高回転での弾けるようなレスポンスアップはNA車両独特の満足感があります。
今回の車両はコチラ
NCECですが
オートエグゼのカーボンインダクションや
マキシムのエキマニなど高級パーツで完全武装
残すはCPUセッティングのみと言う事で、当店を選んでいただきました。
少々プレッシャーを感じながらもセッティングスタート
社外のエキマニに交換されていて、A/Fセンサーの取り付け位置が純正とはズレているんでしょうね。
目標空燃比マップ通りの燃料噴射になってくれません。
燃料補正マップを使ってフィードバックに補正を掛けます。
A/Fが適正になっていくとパワーも少しずつ上がってゆきます。
実は今回、単純なデーターインストールか
現車合わせにするかを迷ったのですが、
装着されているパーツの点数が多い事や年数的にもそれほど新しく無い事から、
各センサーの誤差分を考えて現車合わせを選んでいただいたのですが
大正解でした。
最終的には
入庫時174psだったのが、セッティング後184psまでパワーアップしました。
緑がセッティング後、水色が入庫時になります。
以前NCのデモカーを持っていた時のノーマル時と比較すると
20ps以上の差があります。
セッティングの成果もありますが、
マキシムのエキマニやオートエグゼのインテークなど
各パーツとの相乗効果だと思います。
ダイナから降ろして、実走セッティングと低水温時のチェックに移行します。