JZS161 アリスト ATF交換で連続全開耐久時間向上

昨日、500psはオーバーしたものの、全開のパワーチェックが連続2本までしかできず

3本目からはAT?ATF?が垂れて来てしまうJZS161 アリスト

さらにタービンからのオイルリターンパイプのゴムホース部分から

2015430112617.JPG

オイルがダダ漏れしたので、ひとまず外してみると

2015430112659.JPG

熱でプラスチック化していて、グっと握ったら パキっ言って割れました。

しょうがない部分でもありますが、セッティング中にエンジンルームから白煙が上がると精神的にヤラれます・・・

 

ひとまず手持ちの耐油ホースで応急修理して、トルコン太郎にてATF交換に進みます。

2015430113111.JPG

現在のATFは

2015430113155.JPG

こんな感じ

なんか金属粉でキラキラしてる?それともただのキャビテーション?

ちなみに新油は

2015430113252.JPG

こんな感じ

 

7Lほど交換してクリーニングを30分行い、ATF交換完了

今回もMOTYSさん の M303を使用しました。

 

改めてダイナパックにて全開パワーチェックを行うと、連続6本ぐらいは耐えてくれるようになりました。

でも、根本的にAT自体が対応能力ギリギリと言った感じですね。

7本目以降は5%~10%刻みでパワーダウンしてゆきます。

 

一度ATを冷やしてやって、ブーストの各チャンネルでのセッティングを進め

2015430113733.jpg

ブースト 4モードでこんな感じになりました。

最大は520ps前後から最低は380ps前後まで、使い方や走る場所に合わせてモードを選べます。

 

純正ツインタービンにハイカムやVマネージを他店で組み込んだ時と比べると

2015430113933.jpg

点線グラフが見難いと思いますが、すいません・・・

3000rpm付近のトルクは負けていますが、3500も回れば追いついて

それ以降は圧倒的なトルク差です。

 

これからは実走で、ドライバビリティーに繋がる部分をセッティングして行きます。