先週、ダイナパックに載せたアリストではありましたが
Vpro3.4の専用ソフト
の取り扱いに慣れるのに少々時間を要したり
Vマネージ付属品のこのアダプターがぶっ壊れたので、新しいのに付け替えて
古い物をバラしてみたものの、結局中身がよく分からなかったりと
なかなか本セッティングに入れませんでした。
(アダプターは関係ないですね 笑)
そしていざセッティングを始めても、この車両は
調整式レギュレーターによる燃圧の調整と確認
EXバルタイのカムスライドプーリーによるセッティング
INバルタイのVマネージによるセッティング
Vpro3.4での燃料や点火のセッティングとやらなければいけないことがテンコ盛り
一つずつ順番に進めてゆきます。
まずは燃圧調整
茶色がブースト圧でピンクが燃圧
ブースト圧との差圧がおおよそ3kをキープできていて、
インジェクターに対する燃料ポンプの容量は確保されているようです。
続いてEXバルタイとINバルタイのセッティング
バルタイの設定だけでここまで差が出ます。
トルクの立ち上がりポイントや高回転の伸びなど、どこをどのバランスで組み合わせるか・・・
IN側はVマネージとVproをリンクしているおかげで、リアルタイムにバルタイを変更できますが
EX側は機械的にその都度調整する必要があります。
まあ、クランク角度センサーがカムに装着されているRB26やRB25に比べればはるかに楽ですけどね
バルタイのIN EXが決まったらVproのセッティングに入るのですが
ATFが限界なのか、連続で回すとパワーが急激に落ちてしまいます。
2本回してはATを冷まして、また2本データー取りをして・・・
それでもトルクの立ち上がり付近でATが滑ってしまいます。
一度ATFを強化ATFの新品に交換して、再度パワーチェックしてみようと思った矢先
タービンのオイルリターンから
オイルがダダ漏れとなり、セッティング中止
現状でもATが冷えていれば500psをオーバーしていますが
ATそのもののがノーマルなので対応トルク的にもこの辺りが限界でしょうかね。