JZS161 アリスト ダイナパックセッティングで500psオーバー

先週、ダイナパックに載せたアリストではありましたが

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Vpro3.4の専用ソフト

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の取り扱いに慣れるのに少々時間を要したり

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Vマネージ付属品のこのアダプターがぶっ壊れたので、新しいのに付け替えて

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古い物をバラしてみたものの、結局中身がよく分からなかったりと

なかなか本セッティングに入れませんでした。

(アダプターは関係ないですね 笑)

 

そしていざセッティングを始めても、この車両は

調整式レギュレーターによる燃圧の調整と確認

EXバルタイのカムスライドプーリーによるセッティング

INバルタイのVマネージによるセッティング

Vpro3.4での燃料や点火のセッティングとやらなければいけないことがテンコ盛り

 

一つずつ順番に進めてゆきます。

 

まずは燃圧調整

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茶色がブースト圧でピンクが燃圧

ブースト圧との差圧がおおよそ3kをキープできていて、

インジェクターに対する燃料ポンプの容量は確保されているようです。

 

続いてEXバルタイとINバルタイのセッティング

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バルタイの設定だけでここまで差が出ます。

トルクの立ち上がりポイントや高回転の伸びなど、どこをどのバランスで組み合わせるか・・・

IN側はVマネージとVproをリンクしているおかげで、リアルタイムにバルタイを変更できますが

EX側は機械的にその都度調整する必要があります。

まあ、クランク角度センサーがカムに装着されているRB26やRB25に比べればはるかに楽ですけどね

 

バルタイのIN EXが決まったらVproのセッティングに入るのですが

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ATFが限界なのか、連続で回すとパワーが急激に落ちてしまいます。

2本回してはATを冷まして、また2本データー取りをして・・・

それでもトルクの立ち上がり付近でATが滑ってしまいます。

 

一度ATFを強化ATFの新品に交換して、再度パワーチェックしてみようと思った矢先

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タービンのオイルリターンから

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オイルがダダ漏れとなり、セッティング中止

 

現状でもATが冷えていれば500psをオーバーしていますが

ATそのもののがノーマルなので対応トルク的にもこの辺りが限界でしょうかね。