JZS161 アリスト 各部を再チェックしながらの作業開始

先日 FconVproVer3.4

を装着した

JZS161 アリスト

パワーチェックの際、T67タービンを装着しているにも関わらず
予想を大幅に下回るパワーを叩きだしたので
各部をチェックしながら、色々な作業を進めることになりました。

プライベーターが仕上げたクルマならまだ理解できますが
HKSのパワーライター店が製作したと言う事実・・・

何が飛び出てくるかドキドキしながら各部をバラしてゆくのですが
その前に、エンジンチェックランプの点灯が消えません。

Vpro接続によるチェックランプ点灯を防ぐため、回避作業を行っているので
今回はそこ以外が原因のハズ

診断機を繋げて見ると、VVTI制御用のOCVが断線しているとの事
VVTI動いていない?

室内にはトラストさんのVマネージが装着されているので
配線間違いや断線も含めて、再度チェックが必要のようです。

ダメなショップさんで作業すると、とことんダメですね。


続いて、エンジン側はタペットカバーを開いてカム周りの点検

TOMEIさんのポンカムを組んでもらったとの事でしたが
本当にハイカムになっているか非常に心配でした。

さすがにカム自体はTOMEIさんのハイカムになっていましたが

ん?カムのベース円がリフターに接触した跡が無い
カムクリアランスが規定値以上に広い証拠ですね。

ここもシクネスゲージで測定して、
リフター内のシムを適正な厚みのものに交換する必要があります。

いくらポンカムだからって、ほんとにポン付けしちゃだめです。
ラッシュタイプのエンジンじゃ~ないんだから・・・

やはり、各部の点検を始めて正解でした。