最近、非常に入庫率の高いJZS161 アリスト
今後のチューニングプランを検討しながら車両を確認してみると
ん?
なんじゃ こりゃ?
こっこれは・・・金魚バルブブーストコントローラー!
大気解放タイプ!!
20年ぐらい前に自分のS13(CAエンジン)で試したことあるけど
2速はブースト1.0kぐらいに合わせたつもりが5速だとブースト1.5kぐらい掛かっちゃいました~
丈夫で有名なCAのヘッドガスケット抜けました~
ともあれ、現状でのブーストチェックをするためにダイナに載せて確認
通常のJZS161のセッティングの時に使う負荷での測定では
ブーストは1.5k付近まで上がってしまい、エアフロリミッター作動です。
一般的にブーストリミッターと呼ばれることも多い様ですが
ブーストを見張っている訳ではありません。
エアフロの電圧と回転を見張っているので、
同じブーストであっても夏場は作動しないけど、冬場は作動しまくる!とか
平坦な道路では大丈夫だけど、上り坂だと作動する等、
ブーストだけ見ているといつ、どのタイミングで作動するのかいまいち不明瞭です。
根本的な解決策はフルコンを導入するか
HKSのFconIS等で疑似信号をぶち込むかのどちらかが必要ですが
今回は負荷を下げる事でひとまずパワーチェックを完了させました。
点線がノーマルブーストのJZS161 実線が今回のJZS161です。
エアフロリミッターは作動しなかったもののブーストは1.08kぐらいまで掛かっています。
パワー的には
400ps弱出ていますが、同時にノッキングも出ちゃってます。
ブーストコントローラーできちんとブーストを制御して、
安心して踏めるクルマに仕上げてゆきます。