ダイナパックや実走でも通常領域から全開走行時のセッティングは完成していた
JZA80 スープラ
先週末に納車したかったのですが、始動時のISCVの動きが納得出来ず
1週間納車をズラしてもらい、
毎朝、毎晩シツコイぐらいに始動時のエアーの供給と燃料のバランスを調整してました。
Vproのバージョンが入庫時は3.0だったものを3.1に変更しているので
アイドル判定に関しては若干賢くなっているのですが
それでも汎用フルコンでの始動から低水温補正には限界があるようで
ある程度の妥協と我慢は必要なのかもしれません。
それでも、現状のロジックを組み合わせた中ではベストな状態までは持って来れたかと・・・
水温94度で水温補正は0
MAX500ステップのISCVとインフィニティーQ45スロットルの組み合わせで
900rpmの目標アイドル回転数に対して350ステップ付近で安定
AC ONで目標を100rpm上昇させ、ステップは400付近
A/Fも13.2~14.5付近で安定
スロットルからのイニシャルでのエアー供給量とISCVでのバイパス量のバランスが肝でした。
Vproのセッティングは、全開域の調整なんて比較的簡単に終わります。
難しいのは、こういう細かい制御がどれだけ煩雑にならないように納車出来るか。
時間が掛かる割にはパワーには全く関係ない部分なので無視されることも多い部分ですけどね。