JZA80 スープラ ん?常時ツイン仕様??

後期のJZA80にトラストのサージタンクを装着し

前期のISCVを使用しVproでアイドルコントロールを試みているスープラ

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エンジンは掛かるものの、アイドルコントロールをしようと思うとハンチングしたりストールしたり・・・

終いにはエンジンが始動しなくなり、おやおやっと思っていたら

なんとVproがブロー!

 

端子間を確認すると、へんな所で通電するので、純正配線を1本ずつチェックして行くと

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EFIのメインリレーから分岐されて直接ECMに電源供給している配線がショートしているのを発見

 

Vproがぶっ飛んでショートしたのか?、ショートしてVproがぶっ飛んだのか?

ニワトリが先か?、卵が先か?はよく分かりませんが

とにかくショートした配線は独立して引き直して、

デモカーから外してきたVproを恐る恐る繋いでエンジンスタート・・・

治った。

 

もともと付いていたVpro3.0のサービスは終わってしまっているので修理は不可

デモカーに使っていたVpro3.1をお譲りする形で作業再開

 

データーをVpro3.0から3.1に移行して、しばらく様子を見ましたが

アイドルコントロールもフィードバック制御出来ているようなので

ダイナパックに載せる前に実走行でのフィーリングチェックを先行させます。

っが、どうにも低速トルクが無いように感じて

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早々にダイナパックへ

 

ブーストコントローラーにささるゴムホースが裂けていたので

修理後にブーストを設定し直しましたが

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細い紫色のグラフが純正シーケンシャルターボのブースト推移

その他のグラフが今回のJZA80のブースト推移

ブーコンにて各ブーストを設定してはいますが、

立ち上がりが遅い事に変わりなく、谷が一切無い事からも

このJZA80 スープラ 常時ツインターボ仕様になっているようです。

 

オーナーに確認を取ったところ

今回はこのままの仕様でセッティングを進める事になったので

シーケンシャルツインターボと常時ツインターボのメリット、デメリットを紹介しながら

セッティングの報告をしたいと思います。