走行中にエンジンチェックランプが点灯し
トラブルコードを確認してみると、2番がミスファイアを起こしているという レクサスIS250
ダイレクトイグニッションを取り外して、実際の点火を見てみると火が散っていません。
ダイレクトイグニッションの死亡と判断し、新品に交換すると
目視では無事、火が散るのが確認できたのでそのまま装着したのですが
エラーコードが消えず・・・
はて・・・?
SNAP-ONの買ったばかりのオシロが活躍し
点火信号と点火確認信号をチェックしてみると
正常な気筒は0Vから4Vまで信号が出力されていますが
NGな気筒は3Vから4Vまでしか出力されず電圧差が1Vしかありません。
0Vではないのでプラグに火は散るようですが、燃焼室を爆発に導くような火力ではない為
ミスファイアのトラブルコードが消えない様です。
点火確認信号も
片バンクで3つの信号を拾わなければいけないのに、実際には2本分しか拾えていません。
ん~、この症状は大体トランジスターの絶縁不良が疑わしいのですが
日産車とは違いトヨタ系のECUはトランジスター内蔵の模様です・・・。
簡単に言うと、ECUブローです。
JZS16系のアリストではよく起こる症状で、ECU内のトランジスター交換も行えるようですが
レクサスの時代になるとトランジスターが基盤埋設タイプで、簡単に交換が出来ないそうです。
しょうがないので
新品ECUを購入し
封印を破って車両に装着し、イモビライザーのID登録を行いエンジンスタート!
今回は最悪な事にSRADのCUVUを組み込んだECUだったので
CUVU自体も新品をもう一つ用意し、インストール
無事、ミスファイアのトラブルコードは消えました。
は~、新品ECU122000円 新品CUVU150000円
ID登録等を合わせると30万円近い出費でした。
初期型の2GR 4GRを積んだ車両では結構頻発している症状らしいので
同じような症状を抱えているオーナーの皆さんは、それなりの出費を覚悟してください。