GRB インプレッサ 慣らし運転へ

エンジン&ミッションの主要部品が載ったGRB インプレッサは

インタークーラーをつけない段階で、ミッションオイルを注入し

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エアコンのガスも補充して行きます。

インタークーラーがあると、チャックへのアプローチが面倒ですからね。

 

もちろんエアコンガスは

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エアコンリフレッシャーを使って、クリーニングも同時に行っていきます。

エアコンガスを入れたら

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インタークーラーを装着して、SARDの燃料レギュレーターも固定します。

燃料ポンプも

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今回はSARDの

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295L/Hを使っています。

上がりすぎる燃圧を下げる方向でレギュレーターの調整を行う必要があるので

調整式を使用しています。

 

油脂類もろもろの注入を最終確認し、

まずは手動でクランキングを行い各部にオイルを供給させたらエンジンスタート!

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普通に掛かって、ふつうにアイドリングしてます。

エンジン、タービンは特に激しい仕様ではないですし

純正ECUなので当たり前と言えば当たり前ですが、一発始動が出来た時は今でも感動しますね。

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アイドリングにて数時間放置し、エンジンにオイルを馴染ませると同時に

各部からのオイルや水漏れが無いかを入念にチェックして行きます。

 

特に問題もなく5時間ほどアイドリングを行った後

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ダイナパックに載せて、慣らし運転

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を始めます。

 

ECUのデーターが通常のままですと、慣らし運転レベルではクローズドループになってしまい

A/Fが14.7に自動調整されてしまいます。

慣らし運転中は少し濃い目の燃料にしてエンジン保護と排気温度の低下を狙いたいので

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クローズドループをカットして、目標空燃比も濃い目に設定します。

 

回転は3000RPMを上限に

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低い負荷から

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徐々に負荷を上げて行きながら、じっくりと慣らし運転を進めて行きます。

 

一般道での慣らし運転と違い、ストップ&ゴーが一切ないので

1000kmも走らなくてもきれいな慣らし運転が可能です。

 

慣らし運転が終わると、エンジンオイルとエレメントを新品に交換し

いよいよ最終セッティングの開始です。