岐阜から来店してくださった
こちらのランエボ8
すでにダイナパックに載っていますが、セッティングの空きに無理やり突っ込んだ感じなので
兎に角、先手先手で攻めています。
新人のロクちゃんにダイナパックに載せてもらっている間に
パソコンをつないで
純正データーを吸出しながら
HKSのEVC6 IRのソフト接続用デバイスを
配線に割り込ませてゆきます。
EVC5はコントローラーの背面にコネクター接続口が有り、
両面などで貼り付けてしまうと一度剥がさなければいけませんでした。
EVC6やIRは配線にデバイスを割り込ませる方法を取ったものの、
コラム裏などでまとめられていると、今回のようにすべて引っ張り出して
該当カプラーを取り出す必要があります。
現行のEVC6 2.4IRでようやく本体にマイクロUSB端子が出来、世界基準に追いついたみたいです。
っと、話がそれましたが
デバイスの接続後、専用ソフトにてデーターをやり取り
ブーコンOFFでの最低ブースト圧などの入力を行い、初期設定を終わらせます。
それにしても、このエボ8
ほとんどの部品をオーナー自ら取付しているのですが、非常にキレイに取り付けられています。
このモニターのステーや日よけ等はとても素人の作品とは思えないクオリティーです。
エンジンルーム内も
とてもスッキリしていて、ツボが押さえられています。
プライベーターが造った車両と聞くと、どうしても「え~・・・」となりがちですが
こういうキチンとしたプライベーター車両であれば大歓迎ですね。
ブーストの設定も
予定していた通りのグラフになったので
編集ソフトに
イノベートのA/Fメーターの数値をMTSにて直接入力し、いざセッティング開始
ここからは毎度のごとく、造ったデーターと結果のグラフを見比べて
納得いくまでデーターを書き替えて行きます。
最終的には
362ps トルク50.8kにてダイナパックでのセッティングは完了
これから実走セッティングに入ります。