すでに色々なところがチューニングされている
こちらの86は、ATながら富士SWも走っちゃうと言う硬派な仕様
今回はHKSのS/C取付、ラジエター大型化、オイルクーラー取付の定番3点セットの施工です。
まずは
フロント周りをバラバラにしてラジエターまで外しちゃいます。
S/C取付で熱量が増えるのでラジエターの大容量化は必須なのですが、
は、口を酸っぱくするほど叫んでいるのにメーカーとしては一向に対策してくれません・・・
オイルクーラーはS/C対応品があるんですけどね。
自社で作製したオフセットキットを使用して
KOYO製の大容量ラジエターを装着しながら
S/C本体も装着して行きますが
今回はATながらフューエルアップグレードキットを同時に組み込んで300psオーバーを狙います。
セッティングは
フラッシュエディターを使いますが
AT用のフューエルアップグレードキット用のデーターは準備されていませんので
1から製作する必要があります。
っと言っても今まで作ってきた色んな仕様のデーターが山ほどありますので
似たような仕様から基本データーをコピーして、机上データーを作製
データーを車両にインストールし
セッティングスタート
机上データでは残念ながら260ps前後しか出力されなかったので
測定データーを見ながら各データーを書き換えながらセッティングを進め
290psは超えたのですが、最後のひと伸びが出ない・・・
そこで、オーナーに前回「ATFを交換した距離を聞いてみると、4万キロほど前で
しかもどんな種類のATFを入れたかあまりよく覚えていないとの事だったので
トルコン太郎にて、ATFをMOTYSのM302に圧送交換し
ATFをリフレッシュした上で、再度セッティング!
出ました。
ATF交換後のリセッティングにて310ps トルク34.7k
ATF交換前は295psぐらいだったので15PSぐらい伸びた感じです。
一番下の緑色のグラフは机上データーでのパワーチェック時で260ps前後
世の中に走っているS/C+フューエルアップグレードキット装着車両のほとんどが
この仕様で走っていると思われます。
現車合わせでセッティングするかしないかで、50psぐらいの差が出ます。
ラジエターを大型化し、水温が安定すると真夏のこのクソ暑い日中でも
ノックリタードは皆無→パワーダウンしません。
ダイナパックから降ろして、実走セッティングまで完了
あとは納車を待つだけの状態です。
実走でもしっかりパワー感が感じられ、同時施工したリニアスロットルでアクセルレスポンスもビンビンです。
S/Cを装着したんだけど、イマイチ速くない・・・
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