慣らし運転が無事終わった、黒86@耐久レース仕様
エンジンオイルとフィルターを交換し、さあセッティング開始!と思ったのですが
インテーク側のVVTIが進角側17~20度で固定されてしまうと言う珍事が発生・・・
デモカーの86でVVTIが動かないと言う症状に悩まされた事はありますが
微妙な進角で、それも片側だけと言うのはなかなか見当が付きませんでした。
まず考えるのはタイミングチェーンの掛け間違い。
悩んでいてもしょうがないので、慣らしが終わった状態ですが、エンジンを分解して
VVTIユニットが見える段階にしてタイミングチェーンのマークの間隔と
クランクスプロケット、カムスプロケットのタイミングを確認します。
タイミング的には問題なかったので、今度はVVTIユニットそのものの確認。
イニシャルが最大遅角ではなく、中立ポイントと言うものがあるゆえに
ノックピンで中立地点を機械的にロックしているのですが
どうもそのロックピンが所定の位置に居ないような感じでした。
ごちょごちょと小細工して、ロックピンを動かし
ロックをいったん外したら手動で確実にロックピンの作動を確認します。
(VVTIをバラした事がある人ならすぐにピンと来ると思います。)
こんな事では治らないだろうな~と思いつつも、他に思い当たる箇所もないので
再度エンジンを組み上げて、エンジンスタート
治りました・・・。
FA20の中立ポイントのあるVVTIは、本当に大嫌いになりました。
っが、このVVTIのおかげで1サイズでかいタービンが軽々と回ると思うと
ないがしろには出来ないんですよね~
とりあえず、VVTIが治ったので
ブーストコントローラーOFFでいくつ掛かるのか試しただけですが
T620Zタービン ブースト0.8Kで380ps出てます。
燃料足りるんだろうか・・・?