ランクル80 AFメーターによる空燃比確認

トラブルシュートを開始した80 ランドクルーザーですが

O2センサーが死亡しているので、トヨタ部品共販に確認した所

残念ながら廃版となっていました。

 

実際にO2センサーが装着されている部分を確認して見ると

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左右ともフロントパイプの下部にボスが溶接されていました。

完全燃焼した際に発生する水滴がフロントパイプの下部を伝わってO2センサーに接触すると

極端に寿命を縮めてしまうので通常は少なくても横方向60度以上になるようにボスを溶接します。

この辺りのボスの角度もO2センサーが死亡してしまった原因の一つでしょうね。

 

O2センサーを取り外し、AFセンサーに交換し実際の空燃比を計って見ました。

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暖気後のアイドルは右バンクが14.5付近で左バンクが14.1付近です。

O2フィードバックが行われていない割には良い感じの数字だと思います。

 

走行中数字が見やすいようにシングル表示にして走っていると

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いきなり10.8付近になり、失速しました。

んっ?と思っていると今度は

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13.6付近をウロウロして

しばらくするとまた14.5付近で走行しています。

 

一過性の物かな?と思って試運転を続けると

今度は空燃比が16~17付近のリーン状態になって失速・・・

前回のトラブルシュートで見つかったエアフロ異常ですが

実際にエアフロからの信号がおかしくなっている可能性が出て来ましたね。

 

エアフロ信号が大きくなれば燃料噴射も増えますし

信号が小さくなれば燃料噴射は減ってしまい、リアルに空燃比は濃くなったり薄くなったりします。

 

エアフロもトヨタ部品共販に確認して見ましたが

予想通りの、、、廃版です。

 

さて、R35 GT-R用等、今時のエアフロを使ってエアフロコンバートして

O2センサーは社外のA/Fメーターの外部出力を使ってO2出力

サブコンもしくはフルコンを使ってフィードバック制御させますか~。

 

クロカン車両ですが、やってることがいつもと変わらなくなって来ました。