工場内のリフトには
テスラのモデルXが載せられていて、車検整備中です。
エンジンがある訳では無いので、点検項目はかなり少なくなりますが
前後モーター品番の刻印場所やシリアル番号の刻印場所
車検場のラインを通す為の各種VSD関連の解除方法把握などは
一般的な自動車よりも面倒です。
それにしても
メンバーまでがアルミ化されて、随所に軽量化の苦労の跡が見受けられますが
それでも車両重量2480㎏と言う数字を見ると、如何にバッテリーが重いのかが分かります。
リアのサスペンションアームもすべて
アルミなので、ちょっとしたスポーツカーなんかよりはるかに軽いバネ下にはなってますが
22インチのアメ鍛ホイールで相殺!?
今回、艶無しブラックから、ハイエースの純正カラーコード209で塗り直し!
光が当たると若干パープルっぽく光ります。
陸運局の車検場ライン検査では、珍しがって人がわんさか寄って来ました。
検査官もあっちから、こっちからワラワラと出て来たんですけど
モーターの品番刻印位置とかシリアルナンバーの位置は把握しておらず・・・。
あらかじめ調べておいて良かったです。
継続検査にも無事合格して、これでEVの車検がどういう感じになるのか
その流れを把握する事が出来ました。
今後はこう言うクルマの車検やメンテナンスも出来ないと
クルマ屋さんとして長く営業を続けるのは難しいでしょうね。
チューニングECUソフトとして有名なECUTEKも
遂にEVのチューニングを始めました。
これからはECUではなくMCUチューン!?って名前に変更されるんですかね。
書き換えるのはエンジンコントロールユニットでは無く
モーターコントロールユニットですから・・・。