先日のブログにてエンジン車載準備の様子をアップした
EP91 スターレットにエンジンが車載されました!
オイルやクーラントを入れてエンジンスタートしたのですが・・・
装着されていたAFセンサーがお亡くなりになられていたので
新品に交換して
再度エンジンスタートをチャレンジすると、無事空燃比も表示されて
暖機が終わるまで、トラブルなくアイドリングが出来ました。
ただ、前々から装着されていた追加メーターのいくつかが動いていないので
使っていない(見ていない)メーターは
撤去してスッキリさせました。
再度各部を点検し
いざ
ダイナパックへ!
もともとこのEP91はハイカムや鍛造ピストンを組んだチューンドエンジンに
ブリッツ製のハイフロータービンを組んで
こんな感じのパワーを出せるようにセッティングされていました。
しかし暖機運転の必要性やハイフロータービンゆえの低速トルクの細さ等
デメリットも目立つように感じ始めたので
今回はエンジンを中古のノーマルに戻してヘッドガスケットだけは社外品にした上で
タービンをノーマルタービンに戻すというリメイクを施しました。
その為、前回のセッティング時の様にブースト1.5kと言うハイブーストは掛けられませんが
設定ブースト1.0k時にどう言うトルクの立ち上がりを見せるのか、非常に楽しみな仕様です。
ブーストの設定は前回のLOブースト時とほぼ同じ1.0kに設定しました。
緑色のブーストグラフが前回で、グレーとピンクが今回です。
LINKによるブースト制御ON-OFFで若干の違いを演出し、グレーがONでピンクがOFFモードです。
今回のエンジンにはハイカムが入っていないので
高回転になって過給が進むと、その圧縮空気をエンジンが飲み込み切れなくなり
サージタンクの圧として残り、徐々にブーストが上がっている様に見える現象が発生していますが
トルクとパワーとしては、こんな感じの結果になっています。
ブーストグラフと同様、グリーンは前回の仕様でブースト1.0k時
グレーが今回の仕様でLINKによるブースト制御ON
ピンクがブースト制御OFF(アクチュエーター直結)ですが
トルクの立ち上がりや5500rpmまでのパワー上昇は
今回の仕様の方がかなり良い感じになっています!
最大トルクやトルク維持時間は今回の仕様の方が上で
街乗りやストリートでの使用を考えると、こちらの方が使いやすいんじゃない?と言うぐらいです。
安定感と市街地での使い勝手の良さを求めて
ハイチューンドエンジン、タービン交換仕様を捨て
ノーマルエンジン、ノーマルタービンでのブーストアップ仕様に切り替えた今回。
まだ本格的な実走行での走り込みはしていませんが
グラフを見る限りでは大成功だと思います。