C35ローレル ガラスの交換とクラッチのOH

以前、リア側の事故修理を行った

C35ローレルが再入庫しています。

 

飛び石を喰らってしまい、フロントガラスにヒビが入ってしまったので

どうせ交換するなら!っと言う事で

上側にボカシの入った社外ガラスに交換しました。

実際に装着すると見た目にも結構クールな感じになりますね!

 

クラッチペダルのミートポイントもかなり上側に来てしまっていたので

クラッチも交換しようとリフトアップすると

まずはエンジンとミッションの間からの

オイル漏れ

 

プロペラシャフト挿入部からも

オイル漏れ

 

ステアリングラックブーツが

裂けてしまってます。

折角、リフトアップしたので、これらの部位もついでに直して行きます。

 

さらに、マフラーの消音バルブが効いていない様な気がするとの事だったので

外して確認して見ると

開閉用のモーターは動いているものの、バルブがとシャフトの接続部分が空回りしてしまいます。

原因は

ここです!

モーターのシャフトとバルブを止めるピンが無くなってしまっています・・・。

なぜここが無くなる!?

 

ブツブツ言ってもしょうがないので

ワンオフでピンを作製して抜けないように溶接。

これで空回りしません。

 

さて、本題のクラッチ交換ですが

ミッションを降ろしたら

オイルのお漏らし箇所はミッション側にも・・・。

フロントカバーをバラして

このオイルシールがダメでした。

折角なので、エンジンのクランクリアオイルシールも確認すると

前回交換時に失敗したのでしょうか?

シールの打ち込みが均一になっていません。

どうせなので新品に打ち換えてしまいます。

 

クラッチは

メタルディスクが導入されていましたが、外周が摩耗していて

そろそろ変え時と言う感じです。

メタル系のクラッチディスクは、一昔前には流行りましたあが

その性格故に街乗りメインのクルマには不向きで、今ではほとんど見かけなくなりましたね。

 

今回はNISMOのスポーツクラッチキットを使う事で

街乗りでも扱いやすいクラッチ操作を目指します。