WRX-STI VAB用EJ20改エンジン タービンレイアウト決定

先日のブログでエンジンを仮車載してタービンレイアウトを考えていたVABですが

ジグを使ってタービンの位置を固定しました。

入荷を待っていた、サポートパイプ用の

材料が入ったので

サポートパイプをワンオフで

作製しました。

 

一度車両に載せて見て

サポートパイプが車両に干渉しない事を確認、OKですね。

タービン位置は決まったので、今度はウェストゲートの位置を決めて行きます。

 

手間は掛かりますが、こう言うキット品以外のタービンを装着すると

チューニングショップっぽい仕事をしているな~って感じます。

乱暴な言い方をすれば、HKSなどのタービンキットは説明書どうりに組めば

プロショップじゃなくても装着は出来ますからね。

あくまで装着は・・・ですが。笑

 

そして、最近のタービンはかなり小型なのでサクション接続のインデュースも小径です。

これでハイパワーが狙えるのは、やはり最近のタービン開発がどんどん進んでいる証拠ですね。

サクション作成等がすごく楽になります。

一昔前のタービンだとインデュースがΦ100とかだったので

EJ20に組み合わせようとすると、サクションレスが定番でしたが

このG30-660タービンならちゃんとしたサクションパイプが造れそうです。

 

T78とかT88が持て囃された時代もありましたが

今時のタービンから考えると一昔も二昔も前の世代のタービンですね。

 

タービンのレイアウトが決まったので

同時にインタークーラーも前置化します。

 

今回はトラストのキット品を使ってはいますが、配管めっちゃ細い!

EP91スターレットの前置きインタークーラー用の配管並みで

これじゃノーマルインタークーラーより効率落ちるんじゃない?って感じです。

今回はあくまで材料として使うので良いのですが・・・。

 

キットとしては向かって右側から入って左側に抜けて行きますが

今回のタービンと組み合わせるに当たっては、その逆の流れです。

なので向かって右側の配管は細すぎる為、すべて撤去。

新たに造り直します。

 

バンパーを仮合わせすると

干渉部分も多いので

かなりの部分をカットしないといけませんね。

 

一生に一度造るか造らないか?と言うハイチューンドエンジン&フルタービン装着車両。

オーナーの思いを具現化する為、持てる限りの技術を駆使して車両製作しています。