先日のブログでエンジンを仮車載してタービンレイアウトを考えていたVABですが
ジグを使ってタービンの位置を固定しました。
入荷を待っていた、サポートパイプ用の
材料が入ったので
サポートパイプをワンオフで
作製しました。
一度車両に載せて見て
サポートパイプが車両に干渉しない事を確認、OKですね。
タービン位置は決まったので、今度はウェストゲートの位置を決めて行きます。
手間は掛かりますが、こう言うキット品以外のタービンを装着すると
チューニングショップっぽい仕事をしているな~って感じます。
乱暴な言い方をすれば、HKSなどのタービンキットは説明書どうりに組めば
プロショップじゃなくても装着は出来ますからね。
あくまで装着は・・・ですが。笑
そして、最近のタービンはかなり小型なのでサクション接続のインデュースも小径です。
これでハイパワーが狙えるのは、やはり最近のタービン開発がどんどん進んでいる証拠ですね。
サクション作成等がすごく楽になります。
一昔前のタービンだとインデュースがΦ100とかだったので
EJ20に組み合わせようとすると、サクションレスが定番でしたが
このG30-660タービンならちゃんとしたサクションパイプが造れそうです。
T78とかT88が持て囃された時代もありましたが
今時のタービンから考えると一昔も二昔も前の世代のタービンですね。
タービンのレイアウトが決まったので
同時にインタークーラーも前置化します。
今回はトラストのキット品を使ってはいますが、配管めっちゃ細い!
EP91スターレットの前置きインタークーラー用の配管並みで
これじゃノーマルインタークーラーより効率落ちるんじゃない?って感じです。
今回はあくまで材料として使うので良いのですが・・・。
キットとしては向かって右側から入って左側に抜けて行きますが
今回のタービンと組み合わせるに当たっては、その逆の流れです。
なので向かって右側の配管は細すぎる為、すべて撤去。
新たに造り直します。
バンパーを仮合わせすると
干渉部分も多いので
かなりの部分をカットしないといけませんね。
一生に一度造るか造らないか?と言うハイチューンドエンジン&フルタービン装着車両。
オーナーの思いを具現化する為、持てる限りの技術を駆使して車両製作しています。